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誰でもおいで!三鷹の子ども食堂 外国人やアレルギー、障害のある子も

(2018年12月12日付 東京新聞朝刊)
 アレルギーや障害がある子、日本語に習熟していない外国人の子などにも食事を届けられるように配慮した子ども食堂「オルスタ」が東京都三鷹市井の頭二のカフェで運営を始める。初日は12日で、代表の太田旭さん(37)=足立区=は「子どもなら誰でもおいでと言いたくてつくりました。みんな来てね」と呼び掛けている。
子ども食堂を運営するメンバー

オルスタを運営する太田さん(左端)ら「エキスパート集団」のみなさん(太田さん提供)

栄養士、語学バッチリ…エキスパート集団が運営

 管理栄養士が考えた献立を提供し、アレルギーへの対応や宗教上の特別食なども相談を受ける。看護師や栄養士、理学療法士などが運営のため集まった。英語や中国語、スペイン語など数カ国語を話せる人もいて、地域住民から「エキスパート集団」と呼ばれている。

 太田さんは国際栄養士として、海外で子どもの栄養改善のための政策提言などをしてきた。日本でも貧困などでご飯を食べられない子どもがいることを知り、「何か力になりたい」と今年から子ども食堂のボランティアを始めた。

アレルギー、信仰…特別な支援が必要な子がいる

 「子どももボランティアも楽しそうに過ごす姿が印象的だった」と振り返るが、アレルギーや信仰上の理由などで特別な支援が必要なのに、従来の子ども食堂では対応しづらい子どもたちが存在していることにも気付いたという。

 「栄養士の知識を生かせばできるのでは」とオルスタの設立を決めた太田さんの思いが、知人や会員制交流サイト(SNS)などを通じて広がり、食材や場所の提供など支援の輪が広がった。「活動を始めて、私も人の温かさに触れられました」と太田さんは話す。

 

子ども食堂の看板

オルスタの看板(太田さん提供)

毎月第2、4水曜に運営 みんなが元気になれる場に

 オルスタには「オールスターズ」「オールスタンダード」「オールスタンドアップ」の三つの意味がある。「地球にとって子どもは希望の星」「みんな違ってみんないい」などの思いが込められている。「一方的な支援ではなくて、みんなが元気になれる、ウィンウィン(相互利益)の関係にしていきたい」と意気込んだ。

 運営は毎月第2、4水曜日の午後5~8時で食事は同6~7時半。京王井の頭線三鷹台駅近くの「サザンカフェ」で。子どもは無料で付き添いの大人は500円。完全会員制、予約制で1歳以上から利用可能。申し込み、問い合わせはオルスタへ。