我慢していたゲームを6年ぶりに解禁…したのが小1の息子にバレた!〈古泉智浩さんの子育て日記〉24

(2021年6月25日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

古泉智浩さんの子育て日記

写真

ブランコで遊ぶぽんこちゃん(右)とうーちゃん

育児に追われ時間がなかったけれど

 養子のうーちゃんがうちに来た時、赤ん坊のお世話はただ事ではありませんでした。「子どもは親の時間を食べて大きくなる」と言われるように、時間が全然なくて大好きなゲームは諦めていました。

 しかし、うーちゃんは小学1年生、妹の里子のぽんこちゃんも3歳になりました。時々トイレでうんちもしてくれるようになったので、ついにゲーム再開。先日発売になった「モンスターハンター」の新作を始めました。6年ぶりで、以前とは勝手が違う部分もまた楽しく、子どもを寝かせた後に遊んでいました。

僕以外の家族で旅行に行ってくれて

 僕はけっこう家事をしっかりやるので、「たまには息抜きがしたい。朝寝坊がしたい」とママに相談すると、僕以外の家族で温泉旅行に行ってくれることになりました。その日は夜更かしでゲームです。翌日、車のタイヤ交換をしているとみんなが帰ってきて、ママが「昨日は何やってたの?」と聞きました。僕は作業に集中していて、つい「モンスターハンターしてた」とポロッと言ってしまいました。

 「モンスターハンター、うちにあるの!?」。うーちゃんは聞き逃してくれません。ゲーム好きのうーちゃんがやりたがります。しかし、モンスターハンターの操作は大人でも慣れるまで大変です。うーちゃんの操作では視点がぐるぐる動くので、横で見ていると酔ってしまいます。それでも次第に慣れて上達して、小型のモンスターを倒したり、植物や鉱石を取ったりして楽しみ、大型モンスターが出ると僕にコントローラーを渡してきます。

幸い、まだバレていないこともある

 僕の部屋のテレビはぽんこちゃんが寝る前にアニメの「プリキュア」を見る用でもあるため、夜になるとゲームをする僕らに、ぽんこちゃんがプリキュアを見せろと猛抗議を始めます。「プリキュア! プリキュア!」と耳をつんざく大声でテレビの前を歩き回り、僕らがモンスターと戦っているのに音と視界をふさぎます。僕が操作するコントローラーを狙って蹴り、手で指の動きを邪魔しようとします。テレビの中ではモンスター、テレビの外ではぽんこちゃんの攻撃をかわしながら戦わなければなりません。

 うーちゃんは、ゲームに出てくる「捕獲」「麻酔」「攻撃力」「防御力」などの漢字を覚えてきました。幸い、ニンテンドースイッチが他のゲームも遊べることはまだバレていません。ポケモンやマリオも遊べると分かったら大変です。(漫画家)

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