がっかり…東京都の性教育予算たった80万円

(2019年1月26日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
東京都の2019年度の予算案が発表されました。都庁の取材を担当する記者が子ども関連のテーマで気になったのは性教育でしたが…。

 週刊誌「週刊SPA!」が女子大生を性的にランク付けした記事などセクハラや女性蔑視問題が尽きません。根っこに性教育の不十分さがあるのでは-と記者仲間で話しています。

 昨年、足立区の中学校で行われた性教育を都議が批判して議論になりました。新年度にどんな進展があるのか、配布された予算書をめくったが、性教育の文字は見当たりません。担当課に問い合わせると、産婦人科医によるモデル授業を10校で予定しており、予算はたった80万円。がっかりしました。

 中学生からでは遅く、幼いころからの性教育が肝心だという専門家の意見もあります。「息子を、相手を大切にできる人間に育てたい」と言うママの声も聞きます。

 幅広い議論ができるような仕掛けを期待したい。あらゆる性を尊重することを学ぶ性教育は、小池百合子知事の掲げる「ダイバーシティー」にも通じるはずだからです。

 

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