生徒とLINEした教職員は懲戒処分 「私的交流はセクハラにつながる」静岡県教委

牧野新 (2021年3月4日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 教育現場でセクシュアルハラスメント(セクハラ)が相次いでいることを受け、静岡県教育委員会は、教職員が教え子とLINEやSNSなどで私的なやりとりをした場合に、懲戒処分の対象にする方針を明らかにした。私的なやりとりがセクハラにつながる可能性があると判断した。

表面化しにくいハラスメントに対策

 静岡県議会の2月定例会の一般質問で1日、長沢由哉教育部長が答えた。

 静岡県教委は本年度、セクハラなどで7人の教職員を処分。この中には被害者となった教え子の女子生徒と、私的なやりとりを重ねていたケースもあった。懲戒処分の対象とする時期は未定で、懲戒処分で最も軽い「戒告」とすることで検討を進めている。

 県教委が昨年実施し、1月にまとめた県立高校、特別支援学校の生徒へのアンケートでは教職員によるセクハラを35件確認。長沢教育部長は「学校現場では生徒がハラスメントの認識や訴えができず、(問題が)表面化しにくい。実効性のある対策が重要」と述べた。

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