夏休みの自由研究に 江戸川区郷土資料室、調べもの学習のコツを伝授します

井上幸一 (2021年8月18日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
写真

自由研究に役立つよう、調査の準備や情報整理の方法などをパネルで解説しているミニ企画展=江戸川区で(区提供)

 江戸川区郷土資料室で、小中学生の夏休みの自由研究に役立ててもらおうと、学芸員の視点で調べもの学習のコツを伝授するミニ企画展「江戸川ふしぎ調査隊」を開催している。不思議に思ったことを調べる楽しさを伝える企画で、9月12日まで。

計画、準備、情報整理…パネルで解説

 資料室では毎夏、自由研究支援を目的とした企画展を開いている。今夏は、調査員にふんした猫のキャラクターが、「小学校でヘルメットをかぶって作業している人たちは何をしているのか調べよ」といった指令を受け、江戸川区内の遺跡、橋、寺などを調査して報告する内容とした。

 実際に調査をしているのは学芸員らで、会場では計画の立て方や調査の準備、情報整理の方法などもパネルで解説している。自分の手の長さや足の大きさなどを知っておき、長さの測定に活用する「じぶん定規」や、写真撮影のコツを掲示。メモの字が汚くて後で読めなくなるなどの失敗談も紹介されている。

ウェブではなく、現地に行って考える

 「ウェブなどで答えは見つかるが、現地まで足を運び、自分で考えて答えを出すワクワク感を楽しんで」と企画した山脇智佳(ともか)学芸員。調査手順や持ち物チェックリストが記され、メモもできるオリジナルの手帳や文化財めぐりマップも配布している。

 資料室は、区民施設「グリーンパレス」3階。午前9時~午後5時。入塲無料。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年8月18日

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