船橋市がネット環境のない小中学生にモバイルルーター貸与 4410台を準備、困窮家庭は通信費も補助 

保母哲 (2022年5月21日付 東京新聞朝刊)
 千葉県船橋市は20日、家庭でインターネット環境のない小中学生用として、モバイルルーターを6月から貸与すると発表した。国が1人1台の学習用端末を配備したものの、家庭でネット接続できない児童らがいるため。児童扶養手当や生活保護などの受給世帯には、通信費も補助する。
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学習用のタブレット端末を使う中学生

1人1台端末でオンライン授業や自宅学習

 新型コロナウイルスの感染拡大でオンライン授業を実施したり、端末を持ち帰って自宅で学習する機会が増えている。しかし、ネット接続できない家庭があるため、船橋市はモバイルルーター4410台を貸し出すことにした。通信費の補助は計500回線を見込み、1端末当たり5ギガバイトまで。

 また、船橋市は同日、ロシアの軍事侵攻でウクライナから避難してきた人を対象に、見舞金を贈ることも発表した。市内に居住か一時滞在している人を対象とし、金額は1世帯につき1人目が10万円、2人目以降は5万円。

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