#学校ムリでもここあるよ 夏休み終了と新学期に合わせて特設サイト 居場所や相談先を紹介しています
竹谷直子 (2022年8月28日付 東京新聞朝刊)
学校や家庭以外の居場所や相談場所を紹介する特設サイトを、川崎市内の団体などでつくる「 #学校ムリでもここあるよ 実行委員会」が開いている。夏休みが終わり、学校が再開する時期に合わせて子どもの自死率が増える問題に対して、子どもたちに学校外の安心できる場所を紹介しようと開設している。
市民団体やNPO、4団体による実行委が開設
実行委は、学校外の学びを支える市民団体「多様な学びプロジェクト」(川崎市高津区)とNPO法人フリースクール全国ネットワーク(東京都北区)、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(新宿区)、認定NPO法人チャイルドライン支援センター(新宿区)の4団体でつくる。
特設サイトは、2019年から毎年夏休みが終わる時期に合わせて、フリースクールや地域の居場所、電話やチャットで悩みを話せる相談先などを紹介している。
多様な学びプロジェクト代表の生駒知里さんは「コロナが3年目を迎えて子どもたちの心が限界になっている。社会全体が寛容になることが子どもの命を守ることにつながる。居場所があることを知ってもらい、心がゆるまる居場所になれば」と話している。
特設サイト「 #学校ムリでもここあるよ 」は、9月9日まで。
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