高校の数学の宿題が多すぎる 「夜中まで解答丸写し、他の勉強ができない…」教育関係者が問題提起 背景には何が?

(2022年11月1日付 東京新聞朝刊)
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9月に行われたオンライントークイベント「数学の宿題多すぎない?」から

 「数学の宿題が多すぎるし、難しすぎる」「宿題のせいで、やりたい勉強も部活もできない」。そんな訴えが高校生や教育関係者から上がっている。学校が進学実績を競う中、宿題の負担が年々増しているとの見方も。質・量ともにこなすのが困難な宿題に向き合う高校生らの声を聞き、背景を探った。

多すぎる、難しすぎる、やる意味がない

 名城大教職センター教授の竹内英人さん(54)の呼び掛けで9月に開かれたオンライントークイベント「数学の宿題多すぎない?」には、全国の教員・塾講師や保護者ら約90人が参加。竹内さんのほか、この問題に関心を寄せる数学者と2人の塾講師が登壇し、意見を交わした。

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(左から)神戸大大学院理学研究科教授の谷口隆さん、名城大教職センター教授の竹内英人さん、嚮心塾の柳原浩紀さん

 高校時代の宿題について大学生から聞き取った神戸大大学院理学研究科教授の谷口隆さん(45)=代数学=は「多すぎる、難しすぎる、やる意味がないという3つの問題点が見えてきた」と指摘。他の科目に手が回らなくなるほどたくさんの課題や、解答を写すだけになるような難易度の高い問題、簡単に解ける大量の基本問題を出すことへの疑問を呈した。

「できない人がどんどんできなくなる」

 東京都杉並区で「嚮心塾(きょうしんじゅく)」を開き、高校生から相談を受けることも多い柳原浩紀さん(46)は「進学重視の高校は一部を除いて軒並み宿題の量が多く、内容も吟味されていない。教科書レベルの問題が理解できない段階の生徒に入試レベルの問題を出しても力は付かない。親世代の頃とは比較にならない量が出されており、宿題に苦しみ、数学だけでなく学校まで嫌になってしまう子もいる」と訴えた。

イラスト 高校生や卒業生の声

 実際に都内の高校生や卒業生の声を聞いてみた。元都立高生で浪人中の女性(19)は「高校時代は成績評価に縛られて課題提出に追われ、できない人がどんどんできなくなっていくシステムだった」と振り返る。「出された宿題を全部やるのではなく、自分で取捨選択することができていたら、数学を諦めずに済んだかもしれない」

学校間の進学競争激化 保護者の圧力も 

 ただ、教員側にも事情があるようだ。千葉県内の公立高に務める40代の数学教員は「成績を付ける際に、『主体的な学習態度』は本来、生徒の授業中の姿勢を評価したいが、40人を見るのは難しい。大部分を宿題への取り組み方で評価せざるを得ない」と打ち明ける。

 愛知県立高の数学教員は「先生が指導したというアリバイ作りのためにやらせているケースもある」。柳原さんは「進学に力を入れる高校に生徒が集まるため、『難しいレベルの問題集を、これだけの量やらせている』という学校間の競争が起きやすい。先生だけが悪いわけではなく、こうした圧力が学校や保護者からあるのでは」と指摘する。

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宿題の出し方や、生徒がどう取り組んだかについて教員側の吟味が不足している、と柳原さんは指摘した

「自分で計画を立てる」で結果は出る

 数学教員向けに研修も担当する竹内さんは「多すぎる宿題の弊害を認識しながらも、量を減らして生徒の成績を落とすことが怖くて踏み切れない教員は多い」と話す。

 昨年度、竹内さんは数学指導アドバイザーを務めた公立高で「自ら計画を立て、必要な宿題をやる」という取り組みを実践。「やっと自分の勉強ができた」と喜ぶ生徒が多く、進学実績も上がったという。「生徒の勉強の意欲が高まったのが何より良かった。宿題を大量に出さなくても結果が出ると知ってほしい」

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なるほど!

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グッときた

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もやもや...

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すくすくボイス

  • RA says:

    現役高校生です。全日型通信制高校に通っています。2期制で報告課題というものを毎月やっております。

    数学Ⅱが教科書を見てやってねーみたいなことを一番最初の問題に入る前段階として書かれていて教科書を見ても分かりません。学校の先生は解き方は教えるけど答は教えないよって言われてて報告課題の範囲が広すぎるっていうくらい広いです。どうすればいいですか??

    RA 男性 10代
  • 塾講師 says:

    宿題が多すぎて、クラブ活動を含む高校生活が台無しになるというのは、明らかに「本末転倒」と思います。

    学校生活というのは、「全人性」が大切で、勉強が主であると言えるとは思うが、その他の活動が蔑ろになってもよいと考えるのは、行き過ぎでしょう。

    最近では、スポーツ強豪校に於けるスポーツ推薦の生徒でも「成績重視」の傾向が強く、「野球が上手ければ、学業成績はどうでもよい」とは、考えられていないようです。慶應高校が甲子園で優勝し、佐々木麟太郎君がスタンフォード大に行くという時代ですからね。頭の良さ=勉強の成績ではないと思いますが、学業で頑張ることは、スポーツ選手にとってもよい効果をもたらすと考えられているのではないでしょうか。

    スポーツエリートでない、いわゆる普通の生徒にとっては、この逆で、「勉強だけ」には、ならない方がよいと思います。何か趣味も良いですしね。モデルカーのレースとか(今、塾で教えている生徒は、「世界チャンピオン」なのだそうです。)。

    「それができれば…」という声が聞こえて来そうですが、「易き貧」に走らず、いくらでも打つ手はある、と考えていただきたいです。

    塾講師 男性 70代以上
  • 匿名 says:

    行っていた高校が「自称進学校」だったことに卒業してから気づいた。

    高校教師のありがたい(訳が無い)お言葉は

    1 平日1日6時間、休日1日10時間勉強。これを3年間続けなさい!(ならお手本としてまず最初に教師陣がやってみて欲しいんだが)
    2 課題が多い?他の学校もこれくらい出してるだろ、文句言うな
    3 受験は団体戦!だから毎日居残り(強制)2時間!
    4 休みあったらサボるだろ、だから夏休みに勉強合宿!なお強制!
    5 睡眠不足?3日間寝てない?若いんだから大丈夫、お前根性ないのか?
    6 文句言ってみろ、内申下げるぞ、親呼ぶぞ
    7 え?課題プリントの答えを配れ?そんなの自分で考えろ、ただし課題だから白紙提出は許さない(なお分量は異次元)
    8 あなたがサボったら他の人に迷惑がかかるでしょう!(じゃあ強制居残りのせいで塾にいく時間が遅くなった寝不足クラスメートは迷惑してないのか?)

    これを実際にやらせた結果、センター試験の「国立進学クラス」の平均点が20点、ほとんどの同級生がことごとく第一志望を下げることになり、進学実績は、担任いわく「遊びまくってた」前の年と変わらなかった模様。そして課題サボってた人の方がちゃんと実績出して進学していた。

    3年間皆勤賞(1日も休んでない)がクラスの3分の1くらいいたのに(笑)。あれで「考える力」とか「思考力」とか養うのは正直いって無理がある。

    別に課題出すのはいいけど、さじ加減間違えすぎ。そしてあれだけ大量に課題だして、長期休みも潰して、さらには昼休みを追試で潰して、居残りによって部活の時間まで潰して、2者面談で「勉強時間が短い」しか言われなくて、それで「答えを丸写しして提出するな」は無理難題。

    教師陣としては「進学実績稼ぎたいわ~」と思っているかもしれないが、やってることが真逆。

    なお2020年の我が母校の話です。正直、あのやり方強制されて本番失敗した卒業生に恨まれても文句は言えないと思う。

     無回答 無回答
  • FUJ says:

    宿題が多い

    毎日かなりの速度で進んでいく

    わからない場所を聞いていると宿題ができない

    でも聞かないでいると困ることは目に見えてる

    負のループ

    FUJ
  • 中1です says:

    数学の冬休みの課題のことです。

    単元ごとの小テストが八割未満だった場合、単元ごとに課題が増やされます。でも正直、間違えた後に復習もしてちゃんと理解したのに、改めて課題にする意味がわかりません。

    そりゃ、先生としては苦手を克服してほしいのでしょうが、そもそもの量が多いのでそれをする時間がめちゃくちゃ無駄に思えます。

    一日に数学を一時間やれば多分間に合いますが、他の教科の課題も時間がかかるものや量が多いものがあり、そんなに集中することができません。

    甘えるなと思うかもしれませんが、中1でも辛いのにこれから無事に課題が終わるか心配です。

    中1です 女性 10代
  • ゆううう says:

    現役高校生です。無意味な課題は多いです。そもそも、個人によって苦手や得意は違うのだから、ワークなどを一律に解かせて提出させるのは意味がないと思います。量が多く、提出することが目的になってしまうので、回答を写して終わりになってしまいます。本当に意味がないです。

    自分で課題を設定してやりたいのに課題が多すぎるせいで、それができずもどかしいです。また、模試後に、模試直しという名目で模試の問題を全部写して解き直させるというものもあります。それこそ解答を写すだけです。ポイント解説なども写さなければならないため2時間以上かかります。

    このように、学校が無駄且つ非効率な課題をたくさん出すことは子供にとっては全く良くない教育だと思います。

    ゆううう 女性 10代
  • says:

    現役高校生です。課題の量が多すぎて精神面や健康面で大変です。課題が多すぎるとどうしても答えを移してしまいます。これでは課題をやる意味が無いし、睡眠時間を削って朝までその無意味な行為をする羽目になります。学生時代のうちぐらいは思いっきり遊んで休みを過ごしたいです…。

    あ 女性 10代
  • 棍棒坊さん says:

    ぼくも大昔を振り返ってみて思いますが、日本はどうやら諸外国と比較しても、学力の平均値は決して低くは無いです。(アメリカの学部入試の方が日本の高校の定期試験よりも易しいらしいです。語弊を恐れずに言えば、旧帝国大学に入れるだけの基礎学力が有れば、アメリカの超名門大学の学部入試は楽勝と書籍で読んだ記憶も有ります。)

    そこまで、保護者や生徒さん、現場の教師の皆さんたちを追い込んでいるのは、文部科学省の過剰なエリート主義的な知的体育会系的な教育方針以外の何物でもないかもしれません。(日本のお役所が知的体育会系主義的な現場であることは、知る人は知っていると思います。誰も異議を唱える人は見かけませんが。一言で言えば、「一種の権威主義」ですよ。)
    いくらお役所が知的体育会系だからと言って、日本国の万人に対してそれを強要するのは、一種の拷問のようなものになってしまうでしょう。世の中には、いろいろな気質の人がいていいのです。

    全員が、一種の権威主義の名の下に、「知的体育会系主義」を押し付けられるのは、酷に過ぎる、とぼくは個人的には思います。結局のところ、明治時代以降の「富国強兵主義」から抜け出せていない、現代とはミスマッチな教育理想と現実の教育現場とのギャップが、いよいよ無視し得ない状況になりつつあるのだと思われます。

    一億総中流社会の復権のためには、「万人がほどほどの教育を各自の自主的判断で受ければ十分(ただ適当に遊べばいいという趣旨ではなくて)」だと思います。よほど忍耐力に自信家の人達だけが、エリート主義に耐えて、官僚等になり、国家を下支えすればいいのではないか、と。過去にゆとり教育をして失敗したと思ったら、反動主義的な教育に逆戻りしている現実。万事中庸が大切だと思いますね。

    棍棒坊さん 男性 30代
  • yurikom20 says:

    「高校でもですか?‼」個別指導をしている中学生で同じ問題を感じていて、最近小学校の先生からも同じ話を聞いたところで、こりゃ大変だと思っていたところでした。私は、「宿題を全部しようと思わなくてよい。」「テストでもばかげた難しい問題は解かなくてよい」と言ってます。そう言うことで子供たちから自信を失わせないことのほうが重要だと思っています。教師の皆さん、文科省に惑わされず、本来の子供を大事にしたいあなた方の正当な思いを大切にしてください。

    yurikom20 女性 70代以上
  • らむね says:

    塾講師です。
    数学の宿題の量は難しい。教師が「平均1時間かな」と思って出した量が、10分で終わる子もいれば2時間かかっても終わらない子もいる。ある程度学力による選抜がされている高校でさえも。

    らむね 男性 40代
  • 元塾講師 says:

    私が数年前まで日本で塾講師をしていた時も宿題が多すぎる問題は高校数学だけでなく、小中学生の塾や私立校でも同じ問題が多発していました。担当の生徒でも学校の宿題が多すぎて不登校や鬱になる子、大手塾の宿題をするために個人塾に通わせる親御さんもいました。

    今私は家族で北欧にいますが、公立のインターに通う子ども達の宿題は、長くても小学生なら30分、中学生でも1時間あれば終わります。少ないと5分で終わってしまうので、私が日本の子ども達と比べて少なすぎると不安になってしまい、毎日英語と日本語で日記を書いたり日本の数学の問題を追加で解かせています。

    小6まで公立の小学校で通塾歴なしの算数は好き!程度だった娘は、こちらの数学のテストではいつも満点で先生に一目置かれ、益々数学が好きになり自信をつけています。同じインターに通う日本人のお友達も同じ傾向なようです。

    大人で数学が得意だった私と同じ世代の最近こちらの大学入試を受けた友達は、数学の問題レベルは中学生程度で物理に至ってはお絵描きみたいに簡単だったから拍子抜けしたと言っていました。こちらの高校生は日本でいう数1数Aくらいまでくらいしか習わず、理数系の専門分野の大学を受ける子だけ、それ以上の勉強をするらしいです。教科関係なく高校もまだ勉強が必要と自分で思えばもう一年増やして通えるらしいです(最近は四年がメジャーになりつつあるとか)。高校卒業してもストレートに大学に入る子は珍しく、ギャップイヤーを2〜5年くらいとってバイトしたり留学したり専門学校に通う子が多いようです。

    私はこちらに来て現地の日本人ママからそれらの情報をもらい、ストレートの学歴重視の日本とあまりも差があり、はじめは面食らって不安でしたが、今では子ども達の教育や将来に対しておおらかに見れるようになりました。日本の基礎学力や数学レベルは素晴らしいですが、過密なスケジュールや沢山の宿題が子ども達の勉強のやる気を削いでしまい、結果勉強嫌いの子ども達を排出しているように感じます。

    私も事実講師として、自信をなくし不登校や鬱になる子達もたくさん見て心を痛めてきました。どうにかこの日本の教育の負のスパイラルを断ち切れないでしょうか。この場のように、もっともっと今の子ども達の教育の現状について話合う場所ができて、多くの声を集めて今の日本の教育システムをなるべく早く改善してほしいと切に願います。

    元塾講師 女性 40代
  • うーん says:

    中学生で宿題の多さに悩んでいる話を身近で知りませんので、高校生について感じたことを述べさせてもらいます。

    私の通っていた高校はそんな大変な量の宿題は出なかったのでどうということもなかったのですが、子供の志望している高校は宿題やテストが多いと聞いています。入学できたとして、恐らく定期テスト以外のテストはノー勉、宿題も一部をやるだけになると思っています。

    推薦狙いの人は宿題をやらないわけにはいかないのでしょうが、正直言って通常の試験で大学合格を目指す人は宿題などどうでもいいのでは?他の方の書き込みでもあったように、やるべき宿題、提出しないとまずい宿題、無視しても大丈夫な宿題、と自分で考えて取捨選択をすればいいと思います。高校となると内容が高度かつ量も増えますので、得手不得手がはっきり出て全員に同じ理解度を求めるのは難しいと思います。先生は宿題を出して仕事をしたつもりになっているかもしれませんが(少し穿った見方でしょうか)、大学合格を保証してくれるわけではありません。義務教育ではないのですから、ただ言われたことを受け入れるのではなく自分にとって必要かそうでないかを考えて選ぶことが大切だと思います。

    うーん 女性 40代
  • 現役の高校数学教師 says:

    量が多い。問題が難しすぎる。私もそのように感じています。

    でも、みなさんは、昨年度の大学共通テストの数学が難しすぎて、受験生が試験後鉛筆を折ったニュースをご存知ですか?教科書には載っていない捻りに捻った問題が出題されるので、私たち数学教員でも時間内に全問正解できるのか自信がありません。そのくらい攻め方の難しい問題が出題されているのです。受験生が一生懸命勉強してきても、出会ったことの無いような捻くれた難問に心を打ち砕かれるのです。本当に可哀想です。教科書の難問レベルくらいの問題を解けるだけではダメなんでしょうか?普段、宿題で解いてるような問題が解ければ、大学生として十分やっていけると思います。

    私が高校時代のセンター試験は、もっと素直な問題ばかりでした。現在のようにこんなに難しくしてしまっては、数学を諦めてしまう子供たちが出るのも無理は無いです。それに大学入試がこんなに難しいなら、現場の教員としては、生徒の進路のためにある程度難しい課題、何度も解いて問題慣れできるようにある程度の課題量を出さなければとなってしまうのです。

    日本の教育水準は決して低くはないです。内容的にはむしろ、先進国の中でも相当なハイレベルの難しさを誇っています。アメリカの大学入試の数学を見たことがありますが、この程度でいいのかと拍子抜けしたことがあります。日本の中学生レベルの問題が解ければ、アメリカの大学には入学出来るでしょう。そのくらい日本の教育は高水準です。それだけに思うのは、アメリカくらい簡単なら数学嫌いになる生徒の数はもっと少ないだろうということです。それを思うと、日本の生徒たちは、我慢強く粘り強く、実によく頑張っているんだなと感じます。しかし、昨今の大学入試共通テストは、健気に努力を重ねた生徒たちをに高得点を許さない捻り尽くした問題で、心を打ち砕いてくるのです。

    これでは、よけい理系離れが加速してしまうでしょう。教育水準を劇的に下げてくださいとは言いません。でも、彼らの進路を決める大切な受験くらい、今まで解いてきた教科書の見慣れた問題くらいでいいのではないでしょうか?文部科学省や偉い識者の方々には、出来ない人の気持ちもわかってあげて欲しいです。

    学生時代の多感な時期には、是非多くの経験をして欲しいと常々思っています。膨大な課題で、若い彼らの時間を奪ってしまう権利は誰にもありません。

    現役の高校数学教師 男性 40代
  • 匿名 says:

    アメリカ カリフォルニア州に住んでいます。高校は4年間です。卒業するのに必要な教科以外は生徒が学年の初めに自分で選択します。

    各教科の先生は、学年が始まってすぐに 成績における出席日数、テスト、宿題などの重要性の割合、採点方法などを親にも教えてくれます。3年生になった途端に大学選びが始まり、自分が何をしたいか考え始めます。3年生のうちに、大学の申請に必要な学力テストも少なくとも2回は受けなくてはなりません。

    その代わり、学校の単位を取り終われば、4年時にとても楽になります。全米の中でも高校生の学力が低い方だと言われる州ですが、3年生は特に、毎日の睡眠時間が2、3時間が普通で、徹夜もあります。

    私の息子の学校では、その日の時間割の全教科で、かなりの量の宿題が毎日出ていました。もちろん、先生たちも宿題が提出された後の採点など、毎日ものすごい量をさばきます。先生は生徒が質問しに行ってもいい時間を教えておいてくれるので、先生に聞きに行くのは可能です。宿題の提出はオンラインで、提出期限内ならば、OKです。友達とSNSでやり取りすることもありますが、友達や親の解答だと分かってしまうので、SNSは主に励まし合いのツールです。

    その上、息子は 朝7時半からバンドの練習、放課後はクロスカントリーの練習で、夕方6時以前には学校を出ることはありませんでした。体を壊すのではと思いましたが、手伝えることは、栄養バランスのいい、内容のいい食事を作ることでした。親にできるのは、多少のアドバイスと息子を信頼して見守ることだけでした。

    アメリカの高校生は、この試練を乗り越え成長し、卒業時には大人になっています。高校を卒業できる率が低いのも、こういう内部事情があるからです。システムの違いはあれ、高校が4年間というのは、いいことだと思います。同じ年の子を比べると、日本の高校生は、どこか子供っぽさが抜けないという気がしてなりません。これは、親が甘やかしているからではないことを祈ります。

  • ネーム says:

    先生が出す宿題や課題をやる様な教育って子どもが伸びないよね。まあ日本の教育は奴隷制度の様なものだし。

    勉強したい子は自ら学ぶし。学生しながら会社運営してる子の方がよっぽど立派だよ。

    宿題しなくてはならない制度を続けるのは良いと思わない。そんなことしていたら、社会人になってから、与えられた事しかできない人間になってしまうんじゃないかな?

    学びは自分で探すもの。

    ネーム 女性 30代
  • says:

    これ、本当か、と思いました。横浜市港北区の市立小学校に通う小学生の子供がいますが、宿題がほとんど無いからです。
    進学のために塾に通わせる一部の親からの圧力があって、児童に負担をかけないように配慮されているのかもしれません。
    しかし、家庭側でそれこそ、塾に通わせるなどの対応をしないと圧倒的に訓練が足りないという印象です。小学校では将来の基礎となる基本的なことを反復でしっかり自分に染み込ませ、覚え込ませること、そしてその過程で、教科を超えて、集中することや自律といった教科に関連しない能力を高めることが大切なのではないでしょうか。学校でしっかりやってもらいたいと思っています。
    もしかすると、そういうところの準備が不十分なまま、上級学校に進んでしまうため、苦労してしまう子供もいるのではないでしょうか、

    ぴ 男性 50代
  • あほ says:

    宿題は無かったが、問題を数こなすことはやってきたし、理解はしていた。
    解答を書き写すことに意味は無いし、教師が意味を教えることは重要だとおもう。

    あほ 男性 50代
  • プディング🍮 says:

    そろそろ高校受験だが、どの高校がどの量の宿題を出すのか知らないから、志望校選びに結構困る。小学生の頃は、宿題が多い時は計算機使ってたりしてて、高学年になってからは自分で丸ツケするよう言われてた。たまに朝早く起きてやるけど、睡眠時間が削られて、まあまあ辛かった

    プディング🍮 女性
  • 化石 says:

    宿題をやるのが大変ならやらなきやいい。結果、成績が下がろうが自業自得だ、甘んじて受けよう。ラクして望みを叶えようなどとは考えないことだ。社会科全科目、理科全科目が必修だった当時、国公立大学の入試は五教科7科目が当たり前だった。大学入学後も勉強は続く、甘えるな、甘やかすなの一言である。

    化石 女性 60代
  • むんく says:

    我が子が自称進学校に入り、数学英語の課題が大量で授業もどんどん進む形式で、入学して数ヶ月で不登校うつを発症し通信制へ転学しました。
    少なくとも課題は、単位に関わるものと、そうでないものは明示すべきだと思います。
    生徒にも選択する自由を与えてほしいです。

    むんく 女性 40代
  • 黄色が好き says:

    高校の数学の宿題だけでなく、小学校、中学校の宿題も全体量が多いと思います。うちの子供は提出課題を「出せばいいんだよ。中身はどうでも関係ない。」と言っていました。結果、宿題は自分で考えることはせず、答えを丸写しして提出していました。

    子供にとって、意味のない強制労働のようで、子供は勉強も学校も嫌いになりました。不登校もしました。小学生の頃は、真面目に取り組もうと努力してしましたが、それこそ睡眠時間を減らして体調も崩しました。

    「宿題が終わらないから、学校休んで宿題する」と言ったこともあります。親である私が状況を先生に話して、宿題の相談をしたこともありましたが、「宿題の量は減らせません」と言われました。ですから、子供が宿題をやっつけ仕事のようにし始めても容認せざるを得ませんでした。そうしなかったら、子供を潰してしまったと思います。

    黄色が好き 女性 40代
  • ガンギー says:

    子供の高校は、数学の予習と宿題を家で行い、学校で答え合わせと一応解説という授業。そしてまた宿題を出す。まずは教えるという所が完全に抜けている。3年間で終わらせるカリキュラムを、2年間でやっているという。教えている時間を削っているのだろう。

    そしてテストは、応用問題のみ。部分点ももらえない。チャートも青チャートだから、解説飛ばしているし、先生に質問しに行ったら、宿題プリント(約10頁)をもう一度やれと言われた。理解してないのに、やれ。教えてももらえない。

    数学嫌いになれってことですか?

    私も一緒に勉強してみたが、難しい、速い、応用問題と基礎問題がかけ離れている。

    塾に行ってるけど、点数は伸びない。これって何が問題ですか?

    他の教科の宿題も多くて、子供、毎日寝るのが2時以降。体を壊してしまう…

    ガンギー 女性 無回答
  • ブルーム says:

     学校選びは、自主性や雰囲気の明るい学校を。
     宿題をたくさん出すと最初から、説明するところには注意。
     高校生には、時間を決めて学習するしかない。考えられるのは、あまり好きではないが、授業評価アンケート等あれば、意見を書いてみれば。
     小学校では、保護者が必ず〇つけするということで、驚いた。教員の多忙化の解消のためには良いが、両親が働いていることが多く、疲れていてもしなくてはならない。子供の教育は、もちろん大切であるが。

    ブルーム 男性 50代
  • says:

    今の高校の数学の先生方はどちらかというと数学ができなかった先生が多いと感じます。
    それで、自分のできなかったレベルや分量を子どもに押し付けているひとが多いのかな。

    その半分はプラスの理由から。つまり自分がこうやって勉強すればよかったとの反省からそれを活かして。もう半分は子どものスマホやゲームをやる時間を減らすために簡単な問題の分量が多くする。

    もっとも、トータルの自宅勉強時間は3時間、また数学は少ないとも2時間は毎日やらないとまずいと思います。ITの波がこれからもっと迫り数学の理解ができなかったらITの理解さえできなくて、子どもの将来の職や人生設計にまでかかわってきますものね。
    私はその意味では数学をたくさんやらせるのには賛成なのです。写すだけでも体が覚えるから。
    ただ宿題の内容には工夫が必要かと思います。

    ぴ 女性 40代
  • 匿名 says:

    中学生の息子の高校選び。まさにそこ、悩みます。

    先輩高校生が課題が多くてやり切れないと嘆いていたり、卒業生が意味があったか無いか、はさておき課題の多い学校です。と紹介していたり、各教科の先生が全体量も考えずに課題を出してくる。などと聞くと
    その学校は無いなぁ、と親としては敬遠します。子供の立場にたって、子供主体に進めてくれる高校はどこなんでしょ、、

    友人の心理士は大人になってもやりたい事がわからない子や人が多いのは、オールマイティに何でもこなし評価を求められるこの教育システムに問題があると。とにかく、時間がない。やらなければならない事が多く、それらに時間を費やし、疲れ切ってしまう。自分の好きな事を考えたり見つけたりする余裕も時間もないと。

    大人になってから苦労しない為の勉強や学校ではないの? ここを精一杯頑張ることで、大切な物を見逃したり、大人になってから形を変えた困難がまたあるってのはもどかしい。

    オランダでは幸福な人とは自分をよく知る人という価値観があり、義務教育では自分の興味あるものをより深く学び、自分の苦手、得意を探し、自分をよく知る過程を大切にしているそうです。羨ましいです。

     女性 40代
  • 匿名 says:

    量が多すぎるせいで答えを写したり、類似問題を検索したり、過去問を集めるだけの「その場しのぎのやり方」を身につけるだけになっていた自分に嫌気が差していました。

    甘えだとか、勉強の仕方が下手という意見もあるとは思いますが、大量に難しい問題を出されてまともに勉強できるのは成績上位の優秀な人だけだと思います。

     男性 10代
  • 匿名 says:

    塾で高校数学扱っているけど、学校の問題集の選び方に問題がありますね。
    大体基礎から受験までオールインワン!みたいなのを採択されてるんですが、受験数学は本当に様々なパターンがあるので、それも全部載せようとしてしまうため、まずは身に付けて欲しい基礎問題が数問だけしか載ってない、すぐに応用だらけ…となっています。
    数学や物理は一捻りすると正解率が半数になります。それを一頁内で二捻り三捻りもしようというのだから正気の沙汰ではないですね。
    国立大や上位理系を目指させたいのは理解していますが、まずはきちんと教科書の選定をして欲しいものです。

  • 薬剤師 says:

    勉強は興味を持ってしないと身につきにくい。自分は数学が得意で苦労した事はないが、自分より遥かに勉強時間費やしているけど解けない友達をみて、数学には向き不向きがあると思いました。
    自分は英語が余りに出来ず、私立薬科大学の英語はマークシートだったので英語の勉強は捨て、化学と数学で合格点を勝ち取りました。
    勉強は自分のものなので自分で納得出来る勉強をしましょう!
    推薦入学に惑わされると本当の意味での学問が身につかなくなるかも知れませんよ。

    薬剤師 女性 50代
  • 匿名 says:

    私が通っていた高校も課題が多く、解答を写して提出している人もたくさんいました。私も全部をこなすことが出来なかったのですが、解答を写すことに意味はあるのかと考えていたので、丸写しで提出することに抵抗がありました。その結果、高校2年から課題の提出が滞り、精神的に追い詰められて勉強から逃げるようになってしまいました。それから高校卒業まではまともに勉強せず、浪人して大学に行きました。

    今思えばその時の私は先生に言われた通りに勉強しなければならないと思い込んでいました。自分の能力に合わせて問題演習の量や難易度を調整していれば、もっとうまくいったのではないかと思っています。

    学校の課題について行けなくて悩んでいる生徒の方は、どれくらいの量、難易度の問題なら自分で解けそうかを考えて、学校の先生に課題を減らせないか相談してみてもいいかもしれません。真剣に悩んでいることを伝えればきっと話し合ってくれるはずです。

    そして学校の先生方には、全ての生徒に一律で同じ課題を出すのではなく、生徒自身が主体的に学習計画を考えるように指導してもらいたいと思います。

     男性 20代
  • ぬん says:

    うちの高校(公立)では3年生初夏あたりからだんだん一部の宿題、生徒側のボイコット(団結したわけでは全くないがクラスの一桁%しか出さない)が始まって消えましたね…
    今思えば先生たちよく認めたなぁと思うのですが、やはり先生たちにも思うことがあったんでしょうね

    ぬん 男性 20代
  • 匿名 says:

    まさにこの状況です、、
    現高2ですが高2に入り非常に難しくなり、数II・Bが両方あるような形です。1学期でどちらも赤をとってしまい、これはまずいと2学期中間をほぼ数学を勉強にあてたところ他の教科で赤を取ってしまい、負のスパイラルです。

    私は答えを見るのがあまり好きではなく、なるべく自力で考えたいと思ってしまうので、ワークを終わらせるのに非常に時間がかかります。なのでテスト勉強時間を数学に裂かないと、課題が終わりません。

    もともと数学が得意では無いのもありますが、個々のレベルにあった課題内容で良いと思います。正直基礎問題ができれば問題ないと思いますし。数学が好きで応用問題を解きたい人だけ解けばいいと思います。得意ではない身からすると、基礎だけで十分です。

     男性 10代
  • 中山道子 says:

    私も高校の数学の宿題多すぎました。
    私は数学は得意だったので、大して難しくもない問題を何百問もやらされたので数学嫌いになりました。
    解けなくて悩むなんてことはなかったし難しい問題のほうが楽しくて興奮するけど、そんな問題ばかりではない。基礎の私にとっては簡単な問題も大量にあって、難しい問題を解く頃には数学に飽きていました。
    数学を楽しく好きになれたかもしれない生徒を数学教師が遠ざけてどうするのだろう?
    もちろん、教師だけの方針ではないだろうが……。

    中山道子 無回答 30代
  • あーこ says:

    成人間近の高校生に対して、課題が一方的に決められて提出が必須なのが理解できない。
    まずその課題の目的が提示されて、目標とする理解度が示されて、それを達成するための標準的な課題が提案されたら、あとは各自それを基準に自分のために自由に勉強すればいいと思う。
    日によっては何もしないで寝ることがいちばん大切なことだってある。
    自分のことをよく考えて自分のために勉強することが身についたら、それは一生物の財産になる。

    あーこ 女性 50代
  • freedom says:

    中学生相手ですが、小さな学習教室を営んております。

    この頃の子どもたちをみていると、大量の宿題を、しかもいきなり出されるケースがかなりあります。例えばテスト前の一週間でワークブックが各教科ごとに10ページ前後、プリントが2から3枚、漢字ドリルなども含めると、1日あたりで15ページほどになることもあります。また受験期になると、1日に過去問が3教科分、明日までやってきてと出されるケースも何度もありました。

    時々その宿題のわからないところや難しいと子どもたちが言ったところを解説していたのですが、子どもたちの話では赤ペンで解答を丸写しする子もクラスでは多くいて、また睡眠時間を削り過ぎているせいか、授業で居眠りをする子もかなりいるそうでした。うちに来てくれていた子どもたちは、「もう学校へ行きたくない」と口々に言っていました。

    このような、ただこなすだけの宿題は過重労働に等しいものではないでしょうか。得るものもない、知る・わかる楽しみもない、無味乾燥な時間を只々過ごすことが、子どもたちのためになるとは到底思えません。

    一斉に同じ宿題を出すのなら、学校の先生方には、できない子、書くだけ書いてやっと間に合わせている子もいるという認識を持っていただきたい。そして、その子にとって本当に身になる学習の方法を、子どもたちひとりひとりに合わせて考えてください。その暇がないと言うのであれば、宿題は出さないでください。そのほうが余程子どもたちのためになります。

    freedom 男性 50代
  • 匿名 says:

    宿題ね……
    朝夕の課外もあって、部活やってる人は、何時やってるのか、いつも不思議だったなぁ💦
    電車の中とかで、ノート広げて宿題してる高校生見掛けるけど……通学中にやらなきゃ片付かないレベルの宿題出すのはどうなんだろ❓

  • 匿名 says:

    我が家にも大学生の子供がいます。学部によっては必要性を感じるとは思うのですがそこまで必要とする学部ではなかったりしたらやっていても意味がないし無駄だと思う。それよりももっと違う意味での勉強などを教える必要があるのではないかと思う

     女性 50代
  • はる says:

    数学なんてできなくても大学もいけるし、数字なんて出来なくても社会人になれるし、数学なんてできなくてもちゃんと生きていける。は?って思ったあなた?数学できますか?今の生活に必要ですか?できる…必要と思った方はごくわずかでしょう。そのごくわずかの為に無駄な数学…やめましょうよ。

    はる 男性 40代
  • 数学マスター says:

    自分の学生時代を振り返ってみても、数学は、理解できる人と、そうでないと人がいる学問でした。
    もちろん、勉強していけば、それなりに解ける人も多いのも事実ですが、同じように勉強しても、個人差がでやすい学問です。
    解ける人は、授業を無視しても解けるし、出来ない人は勉強してもダメ。
    現実は、そうでした。
    できない人には、過剰な負担と言うのも解ります。

    数学マスター 男性 40代
  • 地獄からの生還 says:

    息子の学校がまさにこれ。
    授業は、各教科の課題を出すのが精一杯で、予習復習、わからないところの確認に手が回らない。
    ハイレベルな問題ばかりの中間、期末テスト。わからない部分をわからないまま進める。
    ついていける学生はそれなりに高い成績を叩きだし、その高校のいい大学の合格率に貢献。ついていけない学生は赤点をまぬがれるかだけ気にしながら学生生活を送っている。成績格差の大きい状態状態になっている。

    ぜひ、マスコミは、単なる有名高校の合格者実績ばかり追いかけず、学生の格差の大きい学校を公表してほしい。

    地獄からの生還 男性 50代
  • 匿名 says:

    勉強が嫌なら無理して大学行かなくていいんじゃない。大学の肩書のために親の老後資金食い潰さなくてもよし。世の中、学歴よりお金を稼いだもんがちだよ。

  • 匿名 says:

    人によって解けるレベルも違うし、基礎をいっぱい解きたい人もいれば、応用をじっくり解きたい人もいるはずなのに、一律に宿題を出すのはひどい。
    家庭の事情でアルバイト多いとか、苦手とかそういうのにも配慮してほしい。

     男性 10代
  • 匿名 says:

    睡眠時間を削って宿題をやらなければならないなんておかしい。こういうかたちで学生を苦しめている大人を見るたび腹が立つ

     女性 20代
  • 匿名 says:

    高校数学は質より量なのは確か。
    数学教師も大学数学で相当な苦労したことも省みて高校生に必要量を課してるはず。
    青チャート毎日4題やれっていうなら無茶やと思うが…。

     男性 30代
  • 匿名 says:

    難しくて解けないなら『解けなかった』、多いなら『終わらなかった』でそのまま提出すればいいのでは?体裁気にして変に人の回答丸写ししたり自身の能力以上のことしようとするから、学校側もこの生徒はそのくらいの能力があると誤認する原因になってると思う。

     男性 30代
  • てす says:

    一人一人異なる進度に合わせたきめ細やかな指導は教員工数的に現実的でないし、生徒の将来も考えるとわからないことにぶち当たったときに自力で取り組めるようにする、自律できる型作りをサポートする方向が大事そう。

    てす 男性 40代
  • 匿名 says:

    宿題は必要なのか。
    悪い例で申し訳ないが、私は結構な不良生徒で宿題というものをマトモに提出せずに生きてきた。そのせいで評定はかなり下がったが、テストは普通の点数を取れるために単位は落とすことは無かった。一応、テスト前に自主勉強はしていたが。
    公立でも中の上程度の学校での話なので、私学の子供はぜひ真似をしないで頂きたい。

    そもそも宿題というものは学校の授業を補完するために仕方なく出すものでないといけないはず。最小限・最低限で済ませるのが良い教育者というものなのではないのだろうか?必ずしも必須ではない宿題を、やらせることを目的にしてはいけないと私は思う。

  • 匿名 says:

    進学校でも、普通校でもない通信制に通っている者ですが、全科目の中で数学だけ一向に解けません。私の不得意も重なっているとは思いますが、それにしても数学だけ明らかに難易度が高いです。
    特に私の学校の場合、教科書に載っている問題の答えを教えてもらえないので、それと似たような問題が出てきても解き方がわからない、ということが課題毎にあります。
    通信制なので、今回の話には当てはまらない部分もあるかと思いますが、数学に頭を悩ませているというのは同じです。全国の様々な教育現場で、改めて考えていただきたいです。

     10代
  • 匿名 says:

    “「成績を付ける際に、『主体的な学習態度』は本来、生徒の授業中の姿勢を評価したいが、40人を見るのは難しい。”

    そもそもこの「主体的な学習態度」を成績評価の考慮に入れること自体が愚かだということに何故誰も言及しないのか?この項目は技能の劣った生徒でも最低限の評定を確保出来るように、という趣旨のものたが(建前はどうあれ、現状を鑑みるにそうとしか言えない)、義務教育課程や偏差値帯が50以下の高校ならいざ知らず、こと進学校においては技能の劣った生徒に情状酌量紛いのことをする必要はなく、ついて行けないのならば置いていくようなスタンスでも別段問題ないだろう。非難が生じるとすれば成績の低い生徒からだが、ならば学校のレベルを下げれば良いだけの話だ。

    主観的で曖昧かつ無意味な評価基準を排して、学習の質を上げる。それにどうして異論があろうか?

     男性 10代
  • 匿名 says:

    自称進学校の課題の量は異常です。
    塾に行かなくても大丈夫とか、偏差値が年々上がっていて毎年レベルを上げるために努力している的な感じの高校では、課題がとにかく多く、一つの教科でも様々な種類の課題が出され、それが全教科あります。教科ごとの先生はその総量を把握せずに自分の担当教科のことしか考えない。
    だから、どの教科の先生も一つの科目だけをやる前提で課題を与えるので絶対終わらない。

     男性 10代
  • 匿名 says:

    都内の中高一貫に昔いた者です。
    課題は出されていましたが大量ではありませんでした。
    しかし毎日一問、ガッツリした証明問題をやらされていました。

    数学に関しては証明ができること、それを再現できることが一番大事です。
    要するに青チャか黄チャを買いましょう。解説が充実してる参考書で自分に合う難易度ならなんでもいいです。
    毎日一問、ルーズリーフに解いたら、答え見て、足りないポイントを赤ペンつけて、その後証明を、答えを見ないで改めて書きましょう。
    それからもし余裕があれば、下の類題を1、2問解きましょう。

    それでいい、というかそれがいいです。
    数学は詰め込みよりも理解、慣れ、継続、センスがモノを言います。
    センスは人によりますが、それ以外はカバーできます。頑張りましょう。

  • 匿名 says:

    私自身、都立の進学校に通っていましたが数学はどんどん分からなくなっていき、夏休みに大量の課題をしっかり時間をかけてやったところでできるようにはなりませんでした。実際一年の頃はサクシードは写シード、鬱シードと呼び、夏休みの青チャもあの学校はもっと課題が出てるらしいからまだましなどと言っていました。先輩にも三問に一回飛ばしてもバレないからと言われたり、同じ部活の同級生の大半は答えをうつして提出。テストも今考えると内容は基礎的なものも多くある中、赤点を十五点に設定されていても一年の最初のテストは学年の三分の一が赤点、補習でした。オールで解答を写したところで何も力にはならないのに、なぜか追い込まれることがストレスで結局学校を変え、今は自分で受験勉強をしています。本当に今思うとなぜあんなに簡単なものも分からなかったのかと思いますし、自分で計画して勉強を進めたほうがよっぽど力になるなと感じています。たしかに数学に関しては問題演習の量は必要だとは思いますが、出されたものが効く人たちは一部だと思います。

     10代
  • 匿名 says:

    部活してる時間と数学の勉強時間どっちが多いか比べてほしい

  • 異論 マスク says:

    まさに我が子が難解すぎる数学の課題に悩んでいるところです。解答もなく、やみくもに問題を解いて取り敢えず提出してみても、後日詳しい解説があるわけでもなく、わからないまま放置するだけ。意味がないとぼやきがとまりません。
    最近は評価は無視して課題を提出することは諦め、基本問題を重点的に解く勉強法に独自にシフトしている様子。
    進学校に入ったのに学校はあまりあてにできずハズレだったかな、と思っていたのですが、進学校あるあるだったのですね!とても納得できました。

    異論 マスク 女性 50代
  • 匿名 says:

    学校の課題は中間層に合わせて作られているので上位層にとっては無駄な時間で、下位層にとってはわからないままなのだろう。かといって受験を見据え高一高二から、自発的に学習できるのは一部の生徒のため、宿題をなくすのも難しい。

     男性 20代
  • 数学を捨てて大学へ行った人 says:

    まさに私が高校時代感じていたことです。数学が特別得意な生徒以外は「宿題を提出するため」だけに多くの問題を赤ペンで丸写しし、先生もそれを咎めることはありませんでした。

    返却後はコメントなども特になく、ワークの最後のページにスタンプが1つ。写すだけとはいえ膨大な時間がかかるので、他の教科を犠牲にして数学の課題やっても解き方を理解することもなく終わってしまっていました。

    正直「なんの為だろう」と思いながら、大量の課題を前に途中から諦めて赤ペンを握っていました。学習習慣や生徒の評価のためにも課題は必要だと思いますが、分量や出すタイミングなど改善点はたくさんあるように思います。自力で頑張ってみよう!と思える生徒が少しでも増えてほしいです。

    数学を捨てて大学へ行った人 女性 20代
  • よっしぃ says:

    数学の難しさに高一で諦めて、はや数十年。大学でもいらなかったし、その後の人生なんの不都合もない。
    数学が必要な仕事に就きたいのでなければ、捨てる選択もあり。
    国公立大学で、数学を使わない学部の試験から外せば、数学に苦しまなくて済むのに。

    よっしぃ 男性 50代
  • おじさん says:

    そもそも宿題は必要が無いと思います。子供2人が私立小学校から大学付属の中学に進学しましたが小学校の担任が無意味な算数の宿題を大量に出していました。丁寧に子供たちの宿題を見ると一人最低5分は必要でした。一クラス36で180分3時間かかります。一体この先生はいつ授業の準備をしているのかと不思議に思っていたところ、次男のプリントは全て正解でしたが、いたずら心に間違えて数字を記入しても正解とされていました。この先生は宿題を出す良い先生で父兄には評判が良かったが内実は出すことに意味があった様です。出来る生徒には必要が無く本当に理解できない者に対して理解度に合わせて指導するべきだと思いますと校長先生にお知らせすると宿題は無くなりました。

    おじさん 男性 60代
  • 匿名 says:

    宿題は、出されたらまず踏み倒せそうなものと踏み倒せなさそうなものに分け、踏み倒せそうなものはやらないと決める。

    踏み倒せなさそうなものは、しっかりやらないと再提出を食らうものとテキトーでもよさそうなもの、期日厳守っぽいものと多少遅れても良さげなもので四象限を作り、力の入れ具合とスケジューリングを調整する。

    当然ながら、宿題による内申点など捨ててかかる。推薦でもない限り、大学入試は内申より当日の試験結果。高校は留年せず卒業さえできれば良しとする。

    てなやり方で、普通に卒業し、当時偏差値64だった大学に一般入試で合格して4年で卒業できました。

  • tow0613 says:

    だったら、いつ勉強するんだろう。
    アメリカの大学は、死ぬほど課題が出るんだけど、日本は、そんなに課題はないし、受験期を緩めたら、学のレベルが下がる一方では? それがメジャーな意見か?が分かんないから、判断が難しいけど。

    tow0613 男性 50代
  • にこにこ says:

    学生は勉強するもの。意味のある課題やレポートに追われるのは当然。単なる宿題とそれらとは区別するべき。学生が徹夜して勉強するのは当たり前。

    にこにこ 女性 50代
  • 学校嫌い says:

    まったく同感。今後の教育の在り方・人間形成・心の温かさなどを育てることが第一義で
    家庭・学校・文部科学省の一番の問題であり責任でもあります。

    学校嫌い 男性 無回答
  • イトマン says:

    このことはゆゆしき問題だと以前から感じていました。
    数学の教員は練習問題を数多く解かせることで力がつくと言います。しかし、教科書の単元内容を理解できていない生徒にとって何をどうすればいいのかわからなければ、宿題とはいっても手をつけずにいるか、宿題だからやらねばと挑戦して、ダラダラとノートにそれらしく書くだけで、最後の数値なりが答えだとした、それがあっているかどうか、で答え合わせをした気分になっています。

    しかし、よくできることを求める教員はそういう雑なノートでは生徒の不出来ばかりが気になって、良い評価をしないので、生徒は「答えがあっているから、いいじゃん~!」と言い、きちんと書くことを求める教員の要求には答えられません。さらに解答の記述や式変形などの意味を理解できていないので、いわゆる答えをそのまま写すことで、宿題提出というノルマを果たそうとします。

    教員はそういう実態を知ってか知らずか、目をつぶって提出先状況を成績処理の資料としてポイント化したりします。つまり学期末の赤点対策として、提出ポイントによって、定期試験の点数が悪い生徒に赤点をつけなくてすむよう、アリバイづくりとするのですね。

    要は、暗記することが勉強だ、といつのころからか刷り込まれてしまっているようです。何しろ暗記用シートとして販売されている赤と緑のシートで暗記する語句を隠して覚える、のが試験前の生徒の実態です。

    しかし、数学はなかなかそうもいかないので、どうするか。公式を意味もわからず暗記して、それに当てはめればいい!!、と教員に教えられ、(教員ははっきりとそういう教員もいれば、暗黙のうちにそれを容認、いや仕向けている)、そうやって試験対策をしています。それが、上位校以外の実態です。多くの学力調査テストで、点数の分布では山がふたつできる、ということは、そういうことです。

    で、文部科学省の高校の数学科担当者は、こういう実態を知らずはずはないのに、放置しているのではないか、と、感じます。

    イトマン 男性 60代
  • とちぎのよがおじさん says:

    以前進学校にいました。模擬試験の採点が終わったら、生徒から集め、具体的にどこが間違っていたのか。同じ0点でも、誤答だったのか、無答だったのか、どこまでは部分点がもらえたのかまで、分析して再度返却しました。

    結果的に言えることは、いわゆる大手予備校は、採点する人も部分点をしっかりくれている。ところが、中くらいのレベルでは、採点が甘い。想定した回答ではないが、あっている。が、完全正解ではないので、✗。生徒のレベルに応じて、宿題を与えるのが、まさに釈迦の言う『対機説法』。分野ごとに、自分の弱点(数学で言えば、比較的整数問題は苦手な生徒が多いでしょう)を知る。

    また、数列の漸化式も教科書レベルでは、大学の受験レベルには行きません。ところが、3年の微分積分レベルは、教科書レベル=即受験レベルです。ですから、数学Ⅰ、が逆に一番難しい。また30年くらい前ですが、図形がイメージできない生徒が増えてきたなと感じました。空間図形をイメージできない。いわゆる、直接体験不足です。ですから、問われている、図形がイメージできない。球面と平面の交線がどんな図形か。

    また、進学校と言ってもすべての教師が実力があると思えない先生もいます。習熟度別学級で隣と(同じレベルのはず)平均で30点近く差が開いてしまったこともありました。自分が担任している生徒が、そうした隣の習熟度学級になると、大変です。親からもクレームがきました。

    情報化時代だからこそ、コンピュータ以前の一次情報(日頃の生徒の様子を自分の目でしっかり見る)が大切ですが、2次情報に振り回されていませんか。また、自分が覚えるとき、五感のうちどれを使ってるか、書いて覚える、口で何度も唱える、覚え方も個性があります。朝方の学習タイプか、夜型なのか、などなど。自分を知らないと効率的な学習はできません。

    また、いきなり、集中力を要する勉強よりも、簡単な、英単語を調べる、漢字を書いてと言う、脳のウオーミングアップから始めると良いと思います。夏休みが40日あるとしたら、35日しかないと思って、学習量÷35=1日あたりの学習量 が出ます。でも、人間ですから、そうはいかない日もあります。1週間単位で調整する。少なかったら、その週のうちに、取り返す。社会や理科等は、1年間単位でスケジュールを(教科書が学校で終えるのを待っていたら、世界史等は終わりません)考える。

    とちぎのよがおじさん 男性 70代以上

この記事の感想をお聞かせください。宿題の多さや難しさに困っている体験や、中高生へのアドバイスも教えてください。

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編集チームがチェックの上で公開します。内容によっては非公開としたり、一部を削除したり、明らかな誤字等を修正させていただくことがあります。
投稿内容は、東京すくすくや東京新聞など、中日新聞社の運営・発行する媒体で掲載させていただく場合があります。

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