中3英語スピーキングテストは「2028年度まで11月下旬以降」 都教委が決定、前倒しの要望に応えず

三宅千智 (2023年4月28日付 東京新聞朝刊)
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スピーキングテストのプレテスト(試行調査)で、防音用イヤーマフの調整などをする生徒たち=2019年、東京都内で

本年度から実施の中1中2は来年1~3月

 東京都教育委員会は27日、本年度から導入する中学1、2年の英語スピーキングテストを来年1~3月に各中学校で行うと公表した。昨年導入した中学3年のテストは出版大手「ベネッセコーポレーション」が運営したが、1、2年のテストの事業者は別に公募し、7月上旬に決定する。

 また、都立高入試の合否判定に活用する中学3年のテストの日程については、2028年度までは11月下旬以降の実施を変更しない方針も決めた。

 昨年度は11月27日に本試験、12月18日に予備試験を、大学や都立高校で実施した。結果の返送が年明けとなるため、保護者らから「志望校選定に影響する」などと日程の前倒しを求める声が根強かった。都教委は「教育課程、進路指導の日程などを考慮して設定した」と説明した。

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