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駄菓子店で「探究型学習塾」国分寺市、自ら考え行動する力を

(2018年10月25日付 東京新聞朝刊)
 自分で考え、行動する力を身につけてもらうことを目指す学習塾「ベースクール」が来年4月、東京都国分寺市光町の駄菓子店で始まる。地域の大人たちが講師になって、知識の詰め込みよりも、小学生が興味・関心を持ったことを探究できるよう応援する。代表の佐藤和之さん(41)は「さまざまな大人と出会い、人生経験を感じ取ってほしい」と話している。
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塾が開かれる「くにきたべーす」の店頭。建具店の外装が残っている

書店をつくってみよう!親子で楽しく課題に取り組む

 木箱一箱で自分の書店を始めよう-。今月、試行的に開いた塾では、こんな課題が出た。5組の小学生らと父母が木箱を本棚に見立て、自分が本屋さんになったことを想像しながら本を選んで並べ、画用紙に絵を描いた看板も取り付けた。

 「かわいい本」「秋らしい本」と、子どもたちが選んだ本のテーマはさまざま。テーマを巡って「なぜこれが好きなの」と、親以外の大人との会話も弾んだ。茨城県つくば市の小学1年、原田和子(わこ)さん(6つ)は「看板の絵をかくのが楽しい」と話した。

受動的な子どもたち…人生の基礎、まじめになりすぎず学んで

 駄菓子店はもともと、佐藤さんの父が営んでいた建具店。亡くなった後は空き店舗になっていたが、「地域の大人も子どもも気軽に出入りできる場」にしようと、2017年に本業の不動産業と並行して「駄菓子屋くにきたべーす」を開いた。来店する子どもたちが「誰かが言っていた」「どこかに書いてあった」と受動的なのに気づき、「自分の意見を自由に言えるように」と、店の奥で塾を開くことを思いついた。

 名称は、人生の基礎をまじめになりすぎずに学ぶ意味で「ベース」と「あっかんべー」をかけて付けたという。

 これまで不定期で開いてきたが、4月から本格的に始める。11月~来年1月はプレオープンとし、毎週水曜日午後5~7時に小学生がそれぞれテーマを決め、3カ月かけて調べて発表する。定員8人で月2000円。申し込み、問い合わせは佐藤さんの電子メールへ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2018年10月25日