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〈古泉智浩さんの子育て日記〉3・苦楽あり、1歳・4歳との鉄旅

  (2019年5月10日付 東京新聞朝刊)

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移動中の新幹線でふざけるうーちゃん。お気に入りのはやぶさの靴下です

ホームや車内で「ピヨ、ピヨ」 靴鳴らすぽんこちゃん

 うーちゃん(4歳男・養子)、ぽんこちゃん(1歳女・里子)、妻、母、僕の家族全員で京都に旅行しました。ぽんこちゃんは連れて行っても何一つ記憶しないだろうし、お世話が大変なので、当初は妻の実家で預かってもらう計画でした。

 僕は東京で用があり、新潟から来る家族と東京駅で待ち合わせました。新幹線ホームでうーちゃんが駆け寄って来ると、その後ろから「ピヨ、ピヨ」と靴が鳴る音がします。旅行で新調したぽんこちゃんの靴でした。うれしそうに母に手をつながれて歩いてきます。ぽんこちゃんは外出が大好きなので、母がやっぱり連れて行こうと判断したのでした。

 新幹線内でぽんこちゃんは、指定席とトイレの前を何度も往復。休んでいる人や眠っている人がいるのに「ピヨ、ピヨ」をとどろかせ、非常に申し訳なくいたたまれない気持ちでした。でも、座席でじっとさせようとすると叫び声をあげるので、好きにさせたほうが被害が少ないのです。

「シンカリオン」大好きうーちゃん お目当ては京都鉄博

 京都の目的は、京都鉄道博物館です。うーちゃんは元々電車やSLが好き。『新幹線変形ロボ シンカリオン』というアニメが大好きで、サンタにもらった「E5はやぶさ」のシンカリオンでずっと遊んでいます。このおもちゃはとても優秀で、複雑な変形をするのに子どもが乱暴に遊んでもまったく壊れません。

 鉄道博物館は広大な敷地に本物の車両がたくさん展示されています。手入れが素晴らしく、どの車両もとてもきれいです。特にSLの機関庫は、大小さまざまなSLがずらりと並んでいて圧巻です。実際に動いて機関庫を出入りする姿も見られました。

子どもの記憶に残らなくても 写真は残る

 ぽんこちゃんは段差や階段を下りる際には、後ろ向きに腹ばいになってそろそろと足を地面につけます。ほんの10センチくらいの段差でもわざわざ腹ばいになるのが、大人から見ると不思議です。古い新幹線の展示場所に5段くらいの階段があり、なぜか気に入って楽しそうに何度も何度も上り下りしていました。下りる時はその都度腹ばいになるので、なかなか次の順路に進めませんでした。

 うーちゃんは何を見てもうれしそうでした。保育園を休んで平日に行ったので、すいていました。ぽんこちゃんは特に鉄道に興味はなく、行きも帰りも宿でも大変でしたが、翌日の京都水族館でも写真をたくさん撮って、記憶には残らなくても写真を残すことができました。(漫画家)