「海の危険生物」しながわ水族館で特別展示 かまれて呼吸困難、刺されて死亡例も
井上靖史 (2022年7月24日付 東京新聞朝刊)
品川区のしながわ水族館で、海で遭遇する可能性がある危険な生き物を紹介した特別展示が行われている。担当者は「海に出かけることも多い季節。水族館で観察し、見掛けても近寄らないように注意してほしい」と話している。9月25日まで。
ヒョウモンダコなど10種類30点
展示しているのは、ハナミノカサゴやハブクラゲ、ヒョウモンダコなど10種類30点。水族館として独自に危険度も掲示している。
サンゴ礁の海などで見られるハナミノカサゴは鮮やかな見た目と異なり、とげに強い毒を持つ。浅い海の岩礁などにすむヒョウモンダコも唾液に神経毒が含まれ、かまれると呼吸困難を起こすことがある。ハブクラゲは刺されると激痛を引き起こし、複数の死亡例もある。
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