年末年始は子どものけがに注意! 自転車やキックスケーターで事故に 東京都がヒヤリ・ハット集で啓発ガイド

三宅千智 (2023年12月28日付 東京新聞朝刊)
 屋外で使う車輪付きのスポーツ用品による子どもの事故を防ごうと、東京都は、事例や事故防止のポイントをまとめたガイド(A4判、4ページ)をつくった。

子どもの事故を防ぐために都が作成したガイドの一部

事故最多は自転車、ヘルメット着用を

 1歳~小学生以下の子どもと同居する保護者3000人に、公園などで使うスポーツ用品の危険について昨年12月に都がインターネットで行った調査を基に作成。調査結果では、「車輪付きのスポーツ用品による子どものけが、あるいは(けがに至る一歩手前の)ヒヤリ・ハットの経験がある」は44.9%。製品別では自転車が40.9%と最多で、キックスケーターが15%と続いた。

 ガイドでは「自転車の前かごにバッグを入れていたら肩ひもが垂れ下がり、車輪に巻き込まれて転倒した」(10歳男児)など、保護者から寄せられた事例をイラストで紹介。「ヘルメットやプロテクターの着用を習慣化する」など危険防止のポイント、事故に遭った場合の連絡先も載せた。ガイドは東京都のホームページからダウンロードできる。

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