世田谷で突然閉鎖の認可外保育施設 2週間の自主運営をあす終了 寄付は200万円に

岩岡千景 (2019年12月12日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 運営会社が突然、施設の閉鎖を通告したため、保育士らが続けてきた東京都世田谷区の認可外保育施設での自主運営は、13日に終了する。利用者の多くは新たな子どもの預け先を見つけることができた。

新たな預け先を見つける猶予になった

 保育士らが加入する労働組合「総合サポートユニオン」(世田谷区)は、自主運営期間中の保育士の人件費やおやつ代などにあてようと寄付を募った。既に目標額を超える約200万円が集まり、余剰金は同様の事態が起きた場合に備え、組合の基金とするという。

 施設は、未就園児を生後3カ月から預かってきた。1日の定員は25人。多い日には30人近く預かってきた。運営会社は11月29日に突然、閉鎖を通告。保育士らは12月2日から2週間を目標に、自主運営を続けてきた。

 総合サポートユニオンの支部の介護・保育ユニオン共同代表を務める三浦かおりさんは「転園を余儀なくされた人の中には苦労した人もいるが、自主運営は新たな預け先を見つける猶予期間になったと思う」と話した。

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