常総市、保育士に1~2万円台の格安市営住宅を提供 保育士不足の解消へ、茨城県内初の試み

出来田敬司 (2020年10月22日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 茨城県常総市は、市営住宅の空き室を市内の民間保育施設で勤務する保育士に、格安の家賃で提供する事業を始める。保育士不足を解消するのが目的で、入居者を決めた後、来年3月から入居してもらう。常総市によると、保育士向けに住宅を提供するのは、茨城県内の自治体で初めての試みという。

常総市内の民間保育施設が対象

 提供する部屋は、千代田団地(中妻町)4部屋と南石下住宅(大房)2部屋の計6部屋。家賃は月額1万8900円~2万6800円で、別に共益費や駐車場使用料がかかる。保育士または幼稚園教諭の資格を持つ若い夫婦世帯か、単身の世帯が対象となる。

 常総市都市計画課によると、市内の民間保育施設は保育園、幼稚園など14カ所。市が昨年11月に聞き取り調査をした際、全部で約20人の保育士不足が分かったという。

 都市計画課の担当者は「就職活動中や子育て世代など若い人たちを呼び込み、市内への定住促進にもつなげたい」と期待を込める。

 申し込みは11月2日から先着順で受け付ける。問い合わせは常総市都市計画課=電話0297(30)6202=で受け付けている。

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