東京すくすく

東京新聞 TOKYO Web
発達・健康
夫婦関係・祖父母
仕事との両立
孤独・孤立
ひとり親
保活
親子関係
おでかけ
スマホ・ネット・SNS
学習・受験
いじめ
~0歳
1~2歳
3~5歳
6~9歳
10歳以上
妊娠・出産
保育園・幼稚園
働き方
教育・学校
くらし
支援
病気・事故
家族

忙しい朝を、冷凍食品が助けてくれる。栄養価が高くて衛生的、進化するおいしさ〈PR〉

   

写真 いろいろなジャンルがある冷凍食品

 着替え、歯磨き、出かける準備、お弁当づくり…親も子どもも忙しい朝の時間。毎日いっぱいいっぱいで、朝ごはんもついつい適当になってしまいがち。手軽においしくて栄養バランスも考えたメニューをつくることができたら…。そんな時の強い味方が冷凍食品。10月18日は「冷凍食品の日」です。意外に知られていない魅力と便利さを再確認してみませんか。

 今回、冷凍食品について語ってくれる方はこちら! 日本冷凍食品協会の広報部長で、消費生活コンサルタントでもある三浦佳子さん(59)です。「娘はもう25歳。子育ては終えましたが、その経験談も交えてお話させていたただきます」

写真 三浦佳子さん

◇大事な3つのポイント◇
・手抜きじゃなくて「手間抜き」です
・栄養価が高くて、何より安全です
・まずお母さんにラクになってほしい

「早く!」を少しでも減らしたい

―朝って本当にバタバタしちゃいます。時間がない中で、朝ごはんにどう向き合えばいいでしょうか。

 まず言っておきたいのは、子どもだって体調や気分がいろいろあるから、その時だけで食べた食べないと一喜一憂しない、ということです。その子の毎日を、きちんと親が自分の目で見て、3日とか1週間とか長いスパンで考えればいい。その積み重ねが1カ月になり、1年になり、栄養を蓄えていきます。

 今は特にネットの情報過多で、「何歳ならこの栄養を与えなきゃダメ」「体重が何キロなきゃダメ」と振り回されているお母さんがすごく多いと思います。数字にとらわれたり他の子と比較したり、あんまり左右されていると自分がまいっちゃう。

写真 三浦佳子さん

 まずはお母さんの心と体が一番大事なんですよ。だから、たくさんある家事の中で、せめて食事づくりくらいは加工食品や冷凍食品を使って、下ごしらえの時間を省いたりしながら、ちょっとラクになってほしい。手抜きではなく「手間抜き」なんです。キリキリして「早く!早く!」と「ちょっと待って!」って言葉がどうしても出ちゃうけど、それを少しでも減らせる一助になればいいな、と思います。

朝ごはんに「冷凍野菜」が大活躍

―朝ごはんとお弁当づくりが同時並行だったりします。冷凍食品をどう活用できますか。

 「調理品」と「素材品」を上手に組み合わせることですね。調理品のハンバーグなら、片方はそのままお弁当に入れて、片方は牛乳と一緒にレンジでチンしてミルク煮にできます。そこに素材品のミックス野菜を加えれば、栄養も色合いもバランスが良くなる。

写真 冷凍食品のミックス野菜

 私も子育て中、ミックス野菜には本当にお世話になりました。チンすれば温野菜になる。コンソメスープの具にしてもいい。今は冷凍野菜の種類が豊富なんです。ブロッコリー、かぼちゃ、パプリカ、ヤングコーン…。そうそう、枝豆なんてビタミンとタンパク質が両方あるからすごくいいですね。スープ、サラダ、炒めもの、何でも使える。冷凍枝豆は本当においしくて、試食会でも大人気です。

 そこに栄養のバランスを考えて、卵焼きやいり卵をつくって一品足すのもいいですね。成長過程はとにかくタンパク質が必要なので。冷凍食品で1枚ずつ切れてるサラダチキンもありますよ。

―なるほど。炭水化物はパンかごはんでとればいいですね。

 はい。それにお弁当用の小さなパスタも便利ですよ。お皿に盛ってプチトマトを添えたり。ごはん派の子なら、納豆に自然解凍した「きざみオクラ」を混ぜて、卵を落としてあげれば、野菜とタンパク質と炭水化物がバランス良くとれます。

実は生鮮野菜よりビタミンが豊富

―冷凍野菜でも栄養はしっかりとれるんですか?

 冷凍野菜の何が一番いいかというと、実は栄養価です。生鮮野菜がビタミンの量で勝っているのは、旬のときだけ。つまり新鮮な野菜がすぐに店頭に並んで、すぐに買って使えれば、です。冷蔵庫で保存していても、ビタミンは失われていきます。

 でも、冷凍食品の野菜なら、旬の時期に収穫したものをフレッシュな状態のまま急速凍結しているので、みなさんが考えているより、はるかに栄養が残っているんです。だからぜひ冷凍野菜をストックしておいてほしい。お母さんだっていつ具合が悪くなるかわからない。不作で高価になる時もあるし。買い物に行けなくなるかもしれない。「野菜をあげられなかった」「野菜が足りてない」と自分を責めるお母さんは多いんですよ。そうやって自分を追い詰めるお母さんを減らしたい。

―急速凍結というのは、家庭の冷蔵庫で凍らせるのとは違うのでしょうか。

 マイナス30~40度という温度で急速に凍結させます。食品の組織が壊れてしまわないかの瀬戸際は、マイナス1~5度です。その温度帯をいかに速く通り過ぎるか。急速凍結すると、氷の結晶が小さいまま凍るので、組織が壊れにくくなります。だから旬のおいしさを保つことができるんです。

―組織が壊れると、どんなダメージがあるんですか。

 大きな氷の結晶が組織を壊して、そこから栄養が失われてしまいます。家で冷凍したお肉を解凍すると、赤い液体が出てくるでしょう。ドリップというのですが、栄養やうまみも一緒に流れ出てしまう。見た目は同じでも中身が違います。凍っていれば冷凍食品というわけではないんです。

何より衛生的。離乳食にも使えます

―子どもに食べさせるので、衛生面も気になります。

 冷凍食品より衛生的な食品はありません。なぜなら、衛生的な環境で洗浄して、下ゆでなどの処理をして、急速凍結して、パッケージにしてお届けしている。誰の手にも触れていないんです。実はご家庭のキッチンが結構危険なんですね。赤ちゃんの世話をしていたらおむつも触るし、同じまな板でお肉も野菜も切るから二次汚染が起きやすいのです。

 ここで大事なのは、冷凍食品の「マイナス18度以下」という管理温度です。マイナス12度以下で活動できる菌は地球上にないとされています。食品衛生法ではマイナス15度という基準がありますが、冷凍食品はさらに厳しいマイナス18度以下で流通まで管理しています。細菌繁殖の心配がありません。

10月18日は「冷凍食品の日」。1986年に日本冷凍食品協会が制定しました。冷凍の「とう=10」、管理温度「マイナス18度以下」にちなんでいます。

   
―そうなんですか。では「保存料や添加物が心配だ」という人もいますが…。

 はい、よく言われることなんですが、そこには誤解があるんです。まず冷凍することが保存の技術なので、もともと保存料を入れる理由がないんです。添加物はなんとなくいやなイメージを持っている方もいると思いますが、それがなければみんなが食中毒を起こすかもしれないという、日本の食生活を支えているものです。そして専門家の管理の下、厳しいルールで使われています。「パッケージの裏に書いてあるものが多いと不安」という人もいるかもしれませんが、そんなことはまったくありませんよ。

写真 冷凍食品の野菜

 「自然なものなら安心」というイメージにとらわれて、例えば岩塩をたくさん使って、塩分を過剰摂取してしまうのは怖いことです。天然かどうかは関係ありません。じゃがいもだってトマトだって毒の成分がある。何に気をつけるべきかといったら、毒でも薬でも、摂取する「量」です。

―イメージというと、何となく「中国産は…」と思っている人もいますよね。

 輸入量は一番多いけど、実は輸入時の検査で違反率が一番低いのが中国です。これは厚労省の輸入食品監視統計で公表されています。船で運ばれて、検査に落ちたら「シップバック」、そのまま返されることになります。メーカーもそんなムダなことはできない。厳しい基準をクリアしたものしか入ってこない仕組みになっているんです。

 冷凍食品が病院食や学校給食で使われているのは、何より衛生的だからです。安心して使ってほしいですね。

写真 冷凍ブロッコリーをすりおろす様子

 赤ちゃんに食べさせても安心なので、離乳食にも活用できます。凍った状態だからすりおろすのも簡単。ゆでたブロッコリーだと「くにゅっ」となっちゃうでしょう? 冷凍のブロッコリーのほうがすりおろしやすいですよ。ミキサーにかけるときも、生の野菜を洗って切るより、カットされた冷凍野菜のほうが手間がかかりません。

チャーハン戦争 技術革新がすごい

―冷凍食品は、純粋に「おいしい!」という商品が増えている印象があります。チャーハンなんてすごいですよね。

 チャーハン戦争と言われているくらいで、商品がどんどん増えました。素材も厳選され、ご飯のパラパラ感を追求して、どんなお米が合うか研究したり、有名シェフとコラボしたり、プロの味をコンピュータで分析して、「あおり炒め」ができるように機械がぐるぐる回りながら炒める技術を開発したり…。メーカーの努力がすごいんです。

写真 新商品が増えている冷凍チャーハン

 冷凍うどんは大人気です。おいしさの秘密は、中心部と外側で水分量を変えていること。加熱したときにシコシコ感が残るように計算されてるんです。あのような研究たるや、すごいですよ。

―商品のジャンルも広がっています。

 和・洋・中にイタリアンだって、何でもあるでしょう。ガパオライスやココナッツ系のカレーといったアジアンテイストも出ています。冷凍食品はあらゆる食のシーンに対応できる柔軟性があるんです。

 そんな中で画期的だったのが、自然解凍の調理品。朝、お弁当箱に入れて、昼には食べ頃。35度で9時間置いても安全なように厳しい基準が設けられているので、安心です。

 そして便利なのが、和野菜。例えばさといもは、洗って皮をむいて、下ごしらえに手間がかかるから。和野菜ミックスならごぼうやレンコンも入っていて、根菜類の食物繊維がとれます。それを冷凍の鶏のから揚げと一緒にめんつゆで煮込めば、野菜とタンパク質が一緒にとれる、おいしい煮物になります。

―唐揚げを煮込んじゃうのもアリなんですか!

 もちろん。冷凍のフライドポテトを揚げずに肉じゃがの具にしたっていい。冷凍食品はそうやって応用が利くので、バラエティーのあるものを冷凍庫に入れておくといいですよ。「冷食ONLINE」のサイトでは、そんな風にひと工夫したレシピをたくさん紹介しています。

写真 さまざまな冷凍食品のアレンジメニュー

「手作り神話」から自由になろう

―冷凍食品っていろんな使い方ができて、子育てにも役立つものなんですね。

 はい。手作り神話というか…「手抜きじゃなくて、手間抜き」と言いましたが、手作りするのがパーフェクトなお母さんで、加工食品や冷凍食品、できあいのものをポッと入れるのは悪いお母さん、という思い込みは捨ててほしい。

 「私の母は、冷凍食品は使っちゃいけないと言ってました」というお母さんもいます。幼稚園や保育園によっては「お弁当に冷凍食品は禁止」というところもあります。それができる家庭はそうすればいいのでしょうが、みんなができるわけじゃない。頼れるものには頼ればいいと思うんです。

 4、5年前のことです。冷凍食品についての講座を開いた時、後から年配の女性が私のところにやって来て、「私はひどい母親でした。この話をもっと早く聞いていればよかった」とさめざめ泣いたことがありました。

 仕事をしながら子育て中の自分の娘に対して、冷凍庫の引き出しを開けたら冷凍食品がいっぱい入っていたことで、「なんで手作りしないんだ」と責めて、追い込んだ。「私は娘になんてことをしてしまったんだろう」と後悔の涙を流していました。

 娘の敵が、母親や女友達になってはいけません。

 分断しない、されない、ラクになれる社会を目指したいなって思うんですよね。子育ては、まずはお母さんの心の安定です。時間に追われて自分のごはんを後回しにしているようなお母さんが、冷凍食品を使うことで、少しでもラクになってもらえたらいいなと思います。

写真 冷凍庫に入った冷凍食品

冷食オンライン
 「冷食オンライン」は、日本冷凍食品協会による冷凍食品情報サイトです。アレンジや保存方法など、知っているとちょっと差がつくコツをプロが教えます。→こちら 

 

日本冷凍食品協会・三浦さんから、みなさんへのメッセージ動画もご覧ください→こちら

提供:一般社団法人 日本冷凍食品協会