〈えほん〉「はなびのひ」作・絵 たしろちさと

(2018年8月31日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
写真

長壁綾子撮影

 今日はお江戸の花火大会。「はやくよるにならないかなあ」。待ち焦がれるぽんきちは、花火職人のお父ちゃんに、夜食のおにぎりを届けてほしいとお母ちゃんに頼まれた。ぽんきちがウキウキしながら歩いていく姿を見た町の人たちは、「もうはなびのじかんかい」「おくれてたまるかってんだい」と、ぽんきちの後をついていく。みんな、仕事も手習いもそっちのけ。町中が大騒ぎ!

 江戸の町並みとにぎわい、夜空に咲く大輪の花火がダイナミック。その美しさが、夏の終わりを感じさせて、ちょっぴり切ない。

 1404円。(問)佼成出版社=電03(5385)2323。

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