川崎駅前の献血ルーム、子どもを無料で見守り 子育て中の人も利用しやすくなりました

安藤恭子 (2020年11月11日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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「お子様見守りサービス」を始めるかわさきルフロン献血ルーム(県赤十字血液センター提供)

 小さな子どものいる人でも献血をしやすい環境をつくろうと、川崎駅前の「かわさきルフロン献血ルーム」が月1回の「お子様見守りサービス」を12日から始める。新型コロナウイルスの影響で献血協力者が減少する中、神奈川県内では初めての試み。「子育ての間、献血をしたくてもできない」という市民の声から実現したという。

コロナ禍で献血協力者が減っている

 川崎市や県赤十字血液センターによると、見守りサービスは生後6カ月から小学校就学前の子どもを対象に、毎月第2木曜日(祝日の場合は翌週)の午後1〜4時、1日2組までの事前予約制で行う。ボランティアの保育士と赤十字奉仕団員の2人1組で、保護者の献血中に子どもを無料で見守る。

 がんや白血病の治療に使われる輸血用血液は長期間保存ができず、毎日一定数の献血協力者が必要だが、コロナの影響で減っている。センターによると、在宅勤務や遠隔授業が増え、通常であれば全血の献血量の約半分を占める企業や大学への献血バスが配車しづらいためという。

来年4月まで 利用状況で継続検討

 かわさきルフロン献血ルームには1日100人超が訪れるが、センターの担当者は「川崎市から、小さな子がいる親からも献血に貢献したいという声があると聞き、取り組むことにした」と話す。

 お子様見守りサービスは来年4月まで。5月以降は利用状況を見て継続するかどうか検討する。申し込みは同献血ルーム=電話044(245)1857=へ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年11月11日

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