〈えほん〉「わたしたち」作・パロマ・バルディビア 訳・星野由美
長壁綾子 (2021年10月15日付 東京新聞朝刊)
![写真](https://images.sukusuku.tokyo-np.co.jp/static-contents/wp-content/uploads/2021/10/T211012G00011001.jpg)
(長壁綾子撮影)
もしもわたしがひつじなら あなたはこひつじ。もしもわたしがおおきなさかななら あなたはさかなのあかちゃん。
子どもが生まれ、ずっとそばにいた「わたしたち」。でも、ある日あなたは飛び立っていく。秋から冬、春へと季節は移ろい、あなたはなりたいあなたになって戻ってくる。
時間の経過とともに親子の関係も変化していく。カタチは変わったとしても、その愛情は変わらない。いつか自分の元から飛び立つあなたへ。かけがえのない親子の絆を描いたチリ生まれの絵本。
1540円。岩崎書店=電話03(3812)9131。
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