「かみやすさ」にこだわりアリ 子どもが喜ぶ!保育園給食の人気レシピ

(2023年3月17日付 東京新聞朝刊)
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「かみやすさ」にこだわって給食を作る管理栄養士の中村えみ子さん(左)=川崎市の「みんなのほいくえん at むさしこすぎ」で

 「保育園では完食してくるのに、家ではなかなか食べてくれない」。小さい子を育てる保護者から多く寄せられる悩みを受け、昨年4月から1年間、「子どもが喜ぶ! 保育園給食の人気レシピ」を連載してきました。

全レシピを試作した記者が太鼓判

 監修してくれたのは、食育に力を入れる川崎市の保育園「みんなのほいくえん at むさしこすぎ」の管理栄養士、中村えみ子さん(現在はめぐろ園に勤務)。子どもが食べやすくなる調理のポイントなどを家庭向けに詳しく教えてくれました。

 子どもたちが楽しみに待ってくれるような給食、つい手を伸ばしたくなるような給食を目指す中村さんは、「かみやすさ」にこだわってきたと言います。

 かむことに子どもがくじけないように、大きさや硬さに気をつけたり、目の前でかむ様子を見せたり、手にとりやすいような形にしたり。試行錯誤しながら見つけた「子どもたちの食が進む秘密」を、連載では丁寧に解説しています。

 納豆そぼろ丼、ドライカレー、夏野菜の豚汁…。つい最近も30代の女性から「野菜を全然食べなかった2歳の息子が、野菜を蒸し煮したドライカレーをびっくりするくらいよく食べました」という報告がありました。

 記事を書くにあたって私も毎回試作していたのですが、見事に全レシピ、子どもがおかわりしていました。子どもがたくさん食べてくれる、それだけで幸せな気持ちになるのはなぜなのでしょう。「食べてくれない」と悩んでいる方、ぜひ過去の記事一覧から気になるレシピを試してみてください。 

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