高校1年の動物写真家・藍沙さんが個展「東京の野鳥たち&いきもの大好き」日野市で12月26日まで

服部展和 (2021年10月16日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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写真展を企画した藍沙さん=東京都日野市で

 多摩地域を中心に、小学5年生の時から野鳥の撮影を続けている東京都日野市の高校1年生、藍沙(あいしゃ)さん(15)の写真展「東京の野鳥たち&いきもの大好き」が、日野市万願寺の万願寺交流センターで開かれている。藍沙さんは「身近な野鳥の魅力を知り、環境保全の大切さを考えてほしい」と話している

小学5年で撮り始め、14歳で個展

 動物写真家の小原玲さんに勧められ、野鳥の撮影を始めた。5年前に石神井公園(練馬区)で撮ったカワセミをはじめ、ルリビタキやエナガ、サンコウチョウなどの生き生きとした姿を伝える作品25点を展示している。立川市の公園で紅葉を背景に木の枝に止まるカワセミを捉えた作品は「特にお気に入り」という。

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カワセミと紅葉を撮影した作品(藍沙さん提供)

 2019年度の第12回野生動物写真コンテストで入賞。中学3年生だった昨年8月、東京ミッドタウン(港区)の富士フイルムフォトサロン東京で写真展を開催した。当時14歳の藍沙さんは、同所で個展を開いた人の中で最年少だった。高校では写真部と美術部で活動し、毎月2、3回は撮影に出掛けて腕を磨いている。

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ルリビタキ(藍沙さん提供)

自然の中で「鳥と同じ目線に立つ」

 「虫が苦手」という藍沙さんだが、シャッターチャンスのためなら我慢の連続もいとわない。山の中で身をかがめて数時間待ったり、土の上に腹ばいになって撮影したりすることもある。撮影のこつは「鳥と同じ目線に立つことかな」と笑う。一方で「野鳥を見ていると、地球温暖化や自然破壊の影響を感じることがあり、環境を守ることも大切」と力を込めた。

 12月26日まで。入場無料。問い合わせは万願寺交流センター=電話042(589)7272=へ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年10月16日

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