手術に向かう子どもを乗せる「ミニカー」 病院に贈ろう  緊張をほぐす効果 28日にチャリティーイベント

太田理英子 (2020年11月27日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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オンラインでイベントの打ち合わせをする「PAN-DARIN」と「金平糖」のメンバー=千葉市内で、金平糖提供

 不安を抱えて手術室に向かう子どもたちに移動用の電動ミニカーを届けようと、千葉県内の2団体が28日、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」でチャリティーイベント「ワラオケオンライン2020」を開く。参加費などをミニカー購入費に充てる。27日まで参加を受け付ける。 

コロナの面会制限で孤立も 小さな応援を 

 いずれも千葉県内を拠点に、闘病中の患者や家族らをサポートする「PAN-DARIN(パンダリン)」と「金平糖(こんぺいとう)」が初めて企画。米国の病院では、子どもをストレッチャーではなくミニカーで手術室へ運ぶことで、緊張をほぐす効果が報告されているという。1台5万円ほどのミニカーの購入を目指し、千葉県内の病院に寄付する予定。

 イベントには、療養中の子どもら向けのケアグッズを手掛ける石嶋瑞穂さん=大阪府=ら、小児白血病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、レット症候群の家族を持つ3人が参加。それぞれの介護体験や、グッズ考案のエピソードなどが聞ける。27日までに、イベント運営サービス「Peatix(ピーティックス)」で入場チケット(500円から)を購入する。

 イベントに合わせ、30日までの間、菓子やエコバッグを販売するチャリティーショップも開催中。2団体の担当者は「コロナ禍で入院中の子どもたちは面会制限などで孤立しやすい状況。ほっとひと息つける場が作れるよう、小さな応援ができれば」と参加を呼び掛けている。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年11月27日

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