コロナ禍の子ども食堂運営を考える 11日にオンラインで活動報告会

布施谷航 (2021年2月5日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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配布する弁当を準備する子ども食堂メンバー=dattochi みんなの食堂提供、1月下旬撮影

 新型コロナウイルス感染が収束しない中、子どもたちへの食事や居場所の提供に奔走してきた東京都八王子市の子ども食堂やフードバンクなどが11日、ビデオ会議システム「Zoom」を使って活動報告会を開く。コロナ禍での活動を振り返り、これからの支援のあり方を考える。 

多くが食料配布などで活動を継続

 報告会は、子ども食堂や地域食堂、フードバンクなどの活動を行う28の団体でつくる「八王子食堂ネットワーク」と八王子市が共催する。

 ネットワークに加入している子ども食堂の多くは、感染防止のため食料の配布に限定するなどして現在も活動を続けている。コロナで経済が大きな打撃を受ける中、昨年はこうした活動が全国的に注目を集め、同ネットワークにも市民や企業から、コメやレトルトカレーなどの寄付が送られてきたという。

むすびえ理事長の湯浅誠さん講演

 活動報告会では、子ども食堂の運営に関わってきた関係者が、子どもたちを支援する立場や企業や市民から支援を受ける立場から、活動内容や今後の課題を報告する。また、社会活動家でNPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」の理事長を務める湯浅誠さんが「コロナ禍後の子ども食堂」をテーマに講演する。

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 事務局の川久保美紀子さんは「厳しいコロナ禍だからこそ、本当に困っている子どもたちとつながることができた。コロナ収束後も子どもとつながり続ける方法を考えたい」と話している。

 報告会は、11日午後1時半~同3時半。参加無料。参加者は事前登録が必要。問い合わせは、フードバンク八王子=電話042(649)1769=へ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年2月5日

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