〈各市の新年度予算案から〉国立市 児童館や子育て広場を備えた「矢川プラス」整備費に8億円超

佐々木香理 (2022年2月18日付 東京新聞朝刊)
 〈2022年度予算案〉東京都国立市は、建て替え工事が進む都営矢川北アパートの空き地に建設中の市複合公共施設「くにたち未来共創拠点矢川プラス(仮称)」の整備費8億3700万円を計上した。

若年層LGBTQのための居場所づくりも

 児童館や子育て広場、スタジオを設け、子育て支援や多世代交流の場として活用する。11月ごろの完成と、2023年4月のオープンを目指す。永見理夫市長は「子育ての拠点、地域の居場所づくりと活性化の拠点にしたい」と話した。

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国立市の永見理夫市長

 中高生ら若年層の性的少数者(LGBTQ)が交流できる居場所づくり、保護者や一般向けへの啓発などに日野、府中、清瀬など周辺市と連携して取り組む。事業費は500万円。

 戸籍謄本や住民票の写しなどの証明書を本人以外の第三者に交付する際、事前に登録した本人に書面で交付を通知する制度を導入する。個人情報の不正取得や不正請求を未然に防止する。

 国立市の人口は2月1日現在、7万6258人。1人あたりの歳出額は42万9332円。

国立市の新年度予算案

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