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育休明けに無理は禁物、家事育児はプロにヘルプ! マッチングサービスを活用しよう

(2019年3月12日付 東京新聞朝刊)
 4月、育児休業を終えて復職し、仕事と子育ての両立を始める人も多い。特に初めての育休明けは、不安でいっぱいのはず。何もかも一人で背負い込まず、ネットで気軽に家事や子どもの世話を頼めるサービスを活用するのも一手だ。
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コバミキさん(右)から、料理の説明を受ける杉田佑伊子さん=東京都豊島区で

3日分11品、達人コバミキさんが作り置き料理

 3月の日曜日、東京都豊島区の医師杉田佑伊子さん(34)宅では、出張作り置きサービス「シェアダイン」に登録している料理家、コバミキさん(51)が、料理の腕を振るっていた。

 杉田さんは昨年4月、育休から復職した。当初は、長男(1つ)を保育園に迎えに行った後、夕食を準備。キッチンに入ると、長男が大泣きして作業が進まなかった。夫の帰りは遅く、寝かしつけ後の午後9時から冷凍用の離乳食を作った。うっかり子どもと一緒に寝てしまうこともあった。

 テレビなどの情報で、作り置き料理をする人を探せるネットサービスがあることを知り、同7月からシェアダインを利用。3日分の作り置きとして10品前後のメニューを作ってもらうサービスで、杉田さんはコバミキさんがお気に入り。この日はから揚げ、ヒジキとレンコンのミートローフ、長芋のとろとろグラタン、ニンジンの白あえなど11品を作ってもらった。

 「大人が食べてもおいしく、帰って必死にご飯を作るストレスがなくなった。その分、子どもに時間をかけられる」と杉田さん。

調理師、管理栄養士ずらり…気軽に食育相談も

 子どもの食事について気軽に相談できるのもいいという。「前回作ってもらった『レンコンのあちゃら漬け』。子どもは硬くて食べられないかと思ったら、すごく喜んで食べました」と杉田さんが言うと、平日は保育園で給食を調理するコバミキさんは「片栗粉をつけて揚げたレンコンを、甘酢に漬けるだけ。保育園の人気メニューです。やわらかいものばかりでなく、ある程度かまないといけないものを食べさせるといいですよ」とアドバイスした。

 シェアダインは昨年5月、サービスを開始。料理家約250人のうち約9割が管理栄養士、調理師など食に関する資格を持つ。調理だけでなく、レシピやポイントも教えてくれる。料金は1回5000円から(材料代別)。8000円前後が多い。

 コバミキさんも調理師、保育士資格を持つ。「子育て世代を応援したい気持ちから登録した。よく食べたと言われるとうれしい」

掃除、育児、医療相談… ネットやアプリでマッチング

 ネットやアプリによるマッチングサービスはここ数年で急増。子育て世帯向けにもさまざまなサービスがある。

 料理、掃除、子どもの世話など家事代行を頼める「タスカジ」は、立ち上げから約5年で利用者が5万人を突破。共働き家庭などからの支持を得ている。

 保育園に入った直後は、風邪をうつされやすいなど子どもの体調が気になる。「小児科オンライン」(月額4298円)は、こうした気になる症状について、現役の小児科医がLINE(ライン)などで相談に応じるサービス。従業員向け福利厚生サービス「産婦人科オンライン」(利用は契約法人のみ)では、復職前の卒乳や断乳の相談も目立つという。

 保育士資格などを持つベビーシッターを探せるサービスや、子どもの撮影を頼めるフリーカメラマンを紹介するマッチングサービスなどもある。無理をせず、必要に応じ、自分に合うプロの「お助けマン」を探したい。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2019年3月12日