渋谷区が出産助成金「LINEで申請、ATMで受取」の新サービス 最大10万円、口座なくてもOK

山下葉月 (2022年7月2日付 東京新聞朝刊)
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来庁せずに出産助成金を申請できる東京都渋谷区LINE公式アカウントの画面

 出産時の経済的負担を減らす独自の「出産助成金」について、東京都渋谷区は1日、渋谷区LINE公式アカウントから申請すると、銀行口座がなくても全国にあるセブン銀行ATMで受け取れるサービスの実証実験を始めた。時間と場所に関係なく申請と受け取りができる。来年6月30日まで。

来年6月まで実証実験 必要な人にお金を

 渋谷区は産後1年以内に最大10万円を支給。従来は郵送や来庁で書類を提出し、銀行口座に振り込まれていた。新サービスでは渋谷区のLINEアカウントを登録し、マイナンバーカードなど本人確認に必要な書類や母子手帳の出生記録などを撮影して送信。LINEに通知された番号をATMで入力すると、助成金を受け取れる。

 この日、都内でセブン銀行の松橋正明社長らと記者会見した沢田伸副区長は「口座がない人など本当に必要な人に使われないケースがある。一対一で必要な人にお金を届けるサービスになる」と話した。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年7月2日

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