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教卓前の「特別席」27日間座らせる 小6男児が不登校に 都教委が教諭を処分

(2019年7月26日付 東京新聞朝刊)
 東京都教育委員会は24日、区立小学校の男性主幹教諭(47)が昨年、教室の教卓前に設けた特別な席に6年生(当時)の男子児童を計27日間にわたって座らせ、本人と保護者に理由を説明しなかったとして、戒告処分を発表した。男児はその後に不登校となり、そのまま卒業した。

「おしゃべりをやめさせるためだった」

 都教委によると、教諭は「おしゃべりをやめさせて集中させるためだった」と説明。都教委は「指導のやり方の一つとして否定しないが、指導の理由を説明するべきだった」と話している。

 教諭は6年生の担任だった。昨年5~7月、他の児童から離れた教卓前に男児を座らせて授業を受けさせたり、給食を取らせたりした。校長に対し「忘れ物が多いから」と説明し、校長も問題視しなかった。

 男児の保護者が昨年7月上旬、忘れ物を届けるため学校を訪問、特別席に座らされているのを知り、区教委に問い合わせた。男児は2学期から登校しないまま卒業した。保護者は校長に「特別席は納得できない」と話したという。