「僕は男尊女卑の塊だった」 『これからの男の子たちへ』太田啓子さんインタビューに反響 賛否の分かれるテーマこそ「対話」が大切

(2020年11月3日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

 自身も2人の男の子を育てる太田啓子弁護士の著書「これからの男の子たちへ 『男らしさ』から自由になるためのレッスン」(大月書店)が話題です。性差別をなくすには、男の子の子育てを意識して変えることが重要と訴えます。インタビュー「『男子ってバカだよね』の積み重ねが性差別社会をつくる」の記事では、その思いをたっぷり伝えました。

写真  「これからの男の子たちへ 『男らしさ』から自由になるためのレッスン」の表紙

 男の子だから、女の子だからと大人が無意識に振るまい方を押しつけていませんか、との投げかけに「普段『当たり前』と思っていることに気づかせてくれ、考えさせてくれる」とのコメントがある一方、反論も多くありました。そもそも今の社会を男女平等だと認識しているかどうかで賛否が分かれているように感じました。

 興味深かったのは、「妻はフェミニスト、僕は男尊女卑の塊だった」という男性の投稿です。太田さんの意見に全面的に賛成ではないものの「(性別によって)到達するレベルに差をつけて教育され、育てられ、社会的にも許されてきた背景を疑え、という主張ならなるほどなあと感じます」と一定の共感をしているようです。

 賛否の分かれるテーマこそ、「対話」が大切だと感じます。そして、やはりヨチヨチ歩きのころから、互いを尊重することを伝える子育てが大事なのではと再認識しました。これからも議論を盛り上げていきたいです。

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