すいか条例の富里市 小中学生が学んで食べる「学校給食Day」

堀場達 (2021年6月20日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

おいしそうに給食のスイカにかぶりつく子どもたち=富里市で

 特産のスイカを通じて、郷土意識の育成などを目指す「すいか条例」を4月に施行した千葉県富里市は、スイカのあれこれを小学生に学ばせている。市内の公立小中学校10校が今月16日に一斉実施した「ワクワク!富里すいか学校給食Day」では、他校や同じ学校の仲間たちの学習成果が動画で紹介された。

畑での定植や受粉作業などの動画

 日吉台小の6年生は動画の視聴後、地元産のスイカ付きの献立を味わった。動画には校内の畑でスイカを栽培中の富里第一小の児童による定植や受粉などの作業、浩養小の児童が保護者ら生産者にインタビューした様子を収録。富里は日夜の気温差が大きいことから「固めの果肉がしゃりっとして、皮まで甘い」のだという。

2年生が栽培中のスイカは、まだ大人の指先ほどのサイズだが、表面にはしま模様が入っている

ふるさとの恵みを味わう

 6年生代表が「スイカを育ててくれた人に感謝しておいしく食べましょう」とあいさつし、食事がスタート。両手でスイカを持ち、かぶりつく子、スプーンで果肉をていねいにすくい、ゆっくり味わう子、それぞれが思い思いの方法で、おいしそうにふるさとの恵みをいただいた。

 日吉台小学校でも、条例制定に合わせ、学校花壇でスイカ栽培を始めた。大澤昌宏校長によると、2年生が4月末に苗を植えた。実はまだ大人の指先ほどのサイズだが、表面にはしま模様が入り、成長が楽しみだ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年6月20日

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