杉並区の児童館、廃止していいの? 9月2日に意見交換会 子どもの居場所を守りたい

原田遼 (2023年9月1日付 東京新聞朝刊)
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東原児童館が2020年に廃止された際の利用者の寄せ書き=杉並区で(東原Qかいぎ提供)

 東京都杉並区の区立施設再編計画で進められている児童館の廃止に反対する保護者らが9月2日、杉並区天沼のウェルファーム杉並で意見交換会を開く。遊びを通じて子どもをつなぐ活動を続ける多田純也さんの講演や、施設廃止後の実態報告を予定しており、参加者を募集している。

2020年の廃止例では遊び場が不十分に

 意見交換会は、2020年に廃止された東原児童館(杉並区下井草)を利用していた保護者で作る「東原Qかいぎ」が主催。東原児童館は廃止後、子どもの居場所としての機能が近隣学校に移管されたが、遊び場は十分でなくなったという。2014年に始まった区立施設再編計画で41あった児童館のうち16カ所が廃止されているか廃止が決まっており、残る施設も必要性が検証されている。

 東原Qかいぎの担当者は「他地区の保護者も含めて、広く児童館の問題を知ってほしい」と呼びかけた。午後2~5時で、参加費は700円。詳細は東原Qかいぎのホームページで紹介している。

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