平塚市に初の病児保育室 同じ建物の小児科と連携、定員6名

吉岡潤 (2021年4月3日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

写真 病児保育施設「麦・もんもん病児保育室」

 平塚市内で初めての病児保育施設「麦・もんもん病児保育室」が、松風町にオープンした。病気になった生後6カ月~小学6年の子どもを、保護者が仕事を休めないときなどに一時的に預かる。同じ建物に小児科診療所が入っていて、すぐ連絡できる。施設長の高野洋奈(ひろな)さん(37)は「子どもが自分の家にいるように感じられ、保護者には安心してもらえる場所にしたい」と語る。

専門病院での経験豊富な看護師が常駐

 定員は6人。保育スペースは子どもの症状に応じて4室に仕切ることが可能で、うち1室は隔離室として外から直接出入りできる。仕切り戸は大きな強化ガラスが使われていて見通しがよく、床には軟らかい素材が敷かれている。保育士1~2人と子ども専門病院での経験が豊富な看護師1人が常駐。高野さんも保育士と看護師の資格を持つ。

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「麦・もんもん病児保育室」の室内。看護師が常駐している

 運営するのは平塚市内の社会福祉法人「徳栄会」。同じ建物に入る小児科診療所の医師は同会が運営する保育園で長く嘱託医を務めてきた間柄という。金子玲子理事長(73)は「最適な場所が見つかり、市の支援もあり、病児保育をやりたいという長年の思いが実現した。皆さんの助けになれれば」と話す。

 開所は平日の午前8時~午後6時。事前登録した上で、利用前日までに予約する。問い合わせは、麦・もんもん病児保育室=電話0463(75)9677=へ。

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