「保育園内での感染確率低い」 港区の保健所など調査 十分な感染対策が重要

宮本隆康 (2020年11月12日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 東京都港区みなと保健所は11日、保育園での新型コロナウイルスの感染リスクについて「保育園側が十分な対策をすれば、園内では感染する可能性は極めて低い」とする調査結果を発表した。

7月から10月までに10園で感染者

 保健所によると、港区内の小児科医会や医師会、愛育病院、慈恵医大と協力し、感染者が確認された保育園で、濃厚接触者の職員や園児の状況を調べた。

 調査によると、7月から10月までに区内10カ所の保育園で感染者が判明。内訳は職員8人と園児2人で、濃厚接触者と判断されたのは全体で職員18人、園児61人の計79人だった。

濃厚接触者の感染は職員1人だけ

 PCR検査や14日間の健康観察の結果、この濃厚接触者で感染していたのは職員1人だけで、集団感染は確認されなかった。この職員は保育の業務中ではなく、休憩時間や昼食時にマスクを外し、会話をしたことで感染したと推測される。

 いずれの保育園も、園児たちはマスクをしていないが、職員はマスク着用や手洗い、換気、消毒を徹底しているという。

 濃厚接触者は、陽性者が職員の場合、担当する園児のほか、近い距離でマスクを外して会話した職員、会食した職員らが対象。園児が陽性者の場合は、同じクラスの園児や、おんぶなど近距離で15分以上接触した職員らとした。

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