こども家庭庁は保育士の増員や配置基準の見直しを 保育士らの団体が要望

(2022年5月20日付 東京新聞朝刊)
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保育現場の実態を描いたイラストを紹介し保育士の増員を求める平松知子さん(右)ら=東京都新宿区で

 こども家庭庁設置法案が参院で審議されているのに合わせ、保育士や保護者らでつくる全国保育団体連絡会(東京都新宿区)は19日、都内で記者会見し「子どもの安全や育ちを守るため、保育士の増員などで現場の改善を」と訴えた。

「崖っぷち保育」 4コマ漫画で発信

 法案が成立すれば、保育行政は来年4月以降、同庁が担当する。

 会見で、名古屋市の社会福祉法人理事長で保育士の平松知子さんは、一昨年の新型コロナウイルスの感染拡大中、登園自粛で園児が半分程度に減り、余裕ある保育ができたと紹介。「『ちょっと待ってて』『後でね』と言わずに済み、トラブルが減り、子どもたちも生き生きと活動していた。20人以上を保育士1人でみるような、今の配置基準ではやりたい保育ができない」と実感したという。

 平松さんらは、こうした経験をふまえ、愛知県の保育士らで「子どもたちにもう1人保育士を!実行委員会」を発足。アンケートを行い、保育士から寄せられた現状を「崖っぷち保育」と題した4コマ漫画などにしてSNSで発信している。「温かな保育が実現できるよう、今すぐ保育士の配置基準を変えてほしい」と強調した。

 また、同連絡会は保育士増員と、保育所などへの行政による指導監査の規制緩和に反対する2つの緊急署名を6月末まで集め、岸田文雄首相らに提出するという。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年5月21日

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  • 匿名 says:

    子育て世代で保育士をしているお母さんがたくさんいます。
    私もその1人。
    ですが働いている保育士お母さんは働いてもパートどまり。保育者として学びは止めてないのに生かすことができません。
    子育て中の保育士の望む条件は お給料や休みやすさもそうですが、断然、夏季休暇がしっかりあること。
    独身、若手だけでなく子育てしてる保育士にももう少し目を向けてほしい。
    保育士は体力も知力もコミュ力も必要。
    まして年齢による疲れに子育て家事をこなしながら続けていくのは 夏季、冬季休暇が必須!!

    幼稚園で働く先生は 夏休みが3週間あるから頑張れるっ!と言っていました。保育園は夏季休暇3日って‥涙
    同じ、いや保育時間は倍以上の保育をしてるのにこの待遇の差って何??

     女性 40代
  • はんこ says:

    保育士試験の難易度を下げて合格者数を増やしてほしい。難しすぎる!これじゃ保育士が増えるわけない!

    はんこ 女性 40代
  • ぱれっと says:

    相変わらずブラックな仕事です。2歳児12人を2人担任でさえ無理があるのにパートさんと2人です。思うように保育できないし、子ども達を怪我させないように見るだけで精一杯で子ども達のやる気や意欲までつなげる保育なんてできません。毎日ヘトヘトなのに土曜日当番の代休もありません。見込み残業毎日2時間出ているので、早番・遅番の手当てもありません。見込み2時間をとると基本給14万。経験数12年なのにです。やってられません。その上、上からの押さえつけも凄いです。好きな仕事だけど…もう見切りを付けなければと思っています。

    ぱれっと 女性 50代

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