<えほん>「まほうのおまめ だいずのたび」文・絵=松本春野 監修=辰巳芳子

長壁綾子 (2020年5月22日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
写真

(長壁綾子撮影)

 木枯らし吹く晩、一粒のだいずは旅に出た。枝豆、お豆腐、納豆、しょうゆ、おみそに、きな粉、お揚げ、豆乳ドーナツ。だいずは多彩な変身をし、みんなの町にあふれているよ。見つけられるかな?

 日本人の食生活に欠かせない大豆。だが、自給率はわずか7%。料理家・辰巳芳子さんは食料自給率の低さを憂えて、未来を担う子どもたちに、自分たちが食べるものを育む大切さを伝えるために「大豆100粒運動」を始めた。戦中、戦後の厳しい時代を生きぬいたおばあちゃんの切なる願いがつまった食育絵本。

 1650円。文芸春秋=電話03(3265)1211。

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