〈えほん〉「まほうの木」作・アンドレイ・ウサチョフ 絵・イーゴリ・オレイニコフ 文・藤原潤子

長壁綾子 (2021年1月22日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
写真

(長壁綾子撮影)

 天の川の最果てにある「わく星O」には、不思議なものがたくさんある。魚はすいすい空を飛ぶし、お花は歌うし、木の枝には本がなる。それに、何でもかなえてくれる「まほうの木」がある。

 「わく星一大きくて強くなりたい」と願う男の子、空を飛びたいペンギン、欲張りなアザラシ…。一風変わった願いごとがたくさん飛び交う。

 想像力が広がる17編の短い物語に、国際アンデルセン賞を受けた画家が描く幻想的な絵が添えられた作品。最後の一文まで遊び心が詰まり、不思議で美しい世界へといざなう。1980円。東洋書店新社=電話03(6416)0170。

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