「みんなで見つけた生きもの図鑑」 足立区の夏休みイベントの成果が本になりました

西川正志 (2021年11月17日付 東京新聞朝刊)
写真

「足立区だけの生きもの図鑑」の一部(区提供)

 夏休みに東京都足立区が企画したイベントにより、見つかった生きものをまとめた、初めての「足立区だけの生きもの図鑑」が完成した。身近な生きものだけでなく、絶滅危惧種も掲載するなど、区内の自然の豊かさが伝わる内容になっている。

アプリ使ったイベントに投稿1648件

 都の絶滅危惧種に指定されているトウキョウダルマガエルや外来種のハクビシンなどの写真を掲載。足立区内で生きものが多く見つかった場所のマップや、最も多く発見された生きもののランキングも紹介している。

 環境教育の一環として行っていた講座や学習ツアーがコロナ禍で中止となる中、足立区が8月、生きものを撮影すると名前が表示されるアプリを使い、見つけた生きものを撮影して、投稿してもらうイベントを実施。194人から626種類、1648件の投稿があり、その一部を図鑑に掲載した。

 足立区環境政策課の担当者は「学校の授業で活用してもらったり、親子で楽しんでもらえれば。来年の春や夏にもイベントを開き、図鑑を作りたい」と話している。図鑑は足立区ホームページからダウンロードできる。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年11月17日

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