共働きで子どもと向き合う時間が減って…保育園にどう相談したらいい?〈宮里暁美の子育て相談〉

(2023年1月17日付 東京新聞朝刊)

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仕事が立て込むと…親も子もストレス

 共働きで会社員の私も夫も仕事が立て込んでくると子どもと向き合う時間が減り、それがまた親子共にストレスです。こんな家庭の状況を保育園の先生に伝えるとしたら、どう相談したらよいでしょうか。(34歳ママ、38歳パパ、娘4歳)

イラスト

イラスト・永須華枝

保育園での様子に変化がないか聞いて

 仕事をしながらの子育ては厳しいものです。仕事が立て込んでくる状況がずれていればカバーし合うこともできますが、夫婦ともに同時期になってしまうと手の打ちようがなくなります。相談者もそのような感じでしょうか。その状況を保育園の先生に伝えたいという気持ちよく分かります。どうぞそのままお話しください。

 その際、聞いてほしいのは「保育園での様子に何か変化がありますか?」ということです。

 「いつも通り元気にしていますよ」「そうですね。少し不安定な感じがして気になっていました」など、いろいろな返事が返ってくる可能性があります。あるいは、「いつも通りだと思っていましたが、よく様子を見てみますね」という返事が返ってくることも。園に家庭の状況を伝えることは扉を開くことだと思います。「お子さんを大切に思う気持ち」を重ねながら情報交換をすることで、お子さんを多面的に捉えることができるようになります。

 「仕事が立て込んでくると子どもと向き合う時間が減り親子共にストレス」という言葉から、よい子育てをしたいと願う気持ちが伝わってきます。時間的な問題でそれができないという思いがストレスになっていますが、お子さんはそんなに気にしていないかもしれないです。お子さんが欲しいのは、お母さんやお父さんの存在そのもの、ぬくもりですから。そんな時こそ深呼吸。保育園からの帰り道、月を見ながら歌を歌ったりするとひと時の安らぎが訪れますよ。 (文京区立お茶の水女子大学こども園・前園長、お茶の水女子大学特任教授)

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