子どもの絵を乗せた電車が走る! 新京成「ドリームトレイン」東葉高速「ぬりえトレイン」

保母哲 (2020年10月15日付 東京新聞朝刊)
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塗り絵作品が中づりに掲げられた東葉高速の車両

 電車内などに子どもたちの絵作品を飾った、新京成電鉄の「ドリームトレイン」と東葉高速鉄道の「ぬりえトレイン」が運行されている。いずれも新型コロナウイルスの影響で、外出などできなかった小学生に描いてもらい、初めて企画された。子どもたちの感性を感じさせる作品が、乗客らを楽しませている。

「自分の夢・将来の夢」など605点

 「ドリームトレイン」では、千葉県内などの児童から寄せられた「自分の夢・将来の夢」といった作品605点が飾られた。電車の絵のほか、子どもたちが遊ぶ様子や動物などが描かれており、普段は企業広告が掲示される車内の中づりや窓の上方のほか、車体にも飾られている。

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児童が手掛けた作品は、新京成の車体にも飾られた

 松戸-千葉中央間(京成千葉線乗り入れ車両)で運行している6両1編成に作品が施され、運行スケジュールは前日夕に新京成電鉄のサイトに掲載される。12月中旬まで運行する予定という。

2006年まで活躍した「1000形」も

 東葉高速鉄道の「ぬりえトレイン」では180点が飾られた。開業(1996年)から2006年まで活躍した車両「1000形」と、現在の「2000系」の2種類のぬりえで募集。寄せられた作品は4点ずつを1枚のポスターに仕上げ、車内の中づりに掲げた。

 東葉高速線(東葉勝田台-西船橋間)と東京メトロ東西線(西船橋-中野間)を走る10両1編成に展示されており、1~5両目と6~10両目は同じ作品を掲示。運行時間は東葉高速鉄道のサイトの「イベント・沿線情報」内で紹介している。運行期間は今月18日まで。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年10月15日

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