「飛ばない虫」は奥深い 東大和市の郷土博物館で企画展

林朋実 (2021年8月12日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
写真

マイマイカブリの標本に見入る子どもたち=東大和市立郷土博物館で

 セミやトンボのようには目立たないが奥深い「飛ばない虫」に注目した企画展「飛ぶ虫・飛ばない虫」が東京都東大和市の市立郷土博物館で開かれている。

同じ種なのに形が違う…なぜ?

 郷土博物館の原島真二さん(64)が国内各地で採集した標本を中心に、2558点を展示。このうち約半数が飛ばない虫である「マイマイカブリ」と「コブヤハズカミキリ」の標本だ。飛ぶ虫のコーナーには、館の周辺に広がる狭山丘陵で採集したチョウなどなじみ深い昆虫の標本も並ぶ。

 原島さんによると、飛ばない虫は飛ぶ虫よりも行動圏が狭く、広範囲での交雑がないため、同じ種でも生息地ごとに特徴があり、色や形が異なる。北海道のマイマイカブリにはしっぽのような突起が見られないが、南へ行くほど突起が細長くなるという。

 入場無料。月曜休館で9月5日まで。問い合わせは同館=電話042(567)4800=へ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年8月12日

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