カブトムシ1万匹の「デカイ虫かご」に入れます! 群馬のキャンプ場で8月13日まで期間限定

小松田健一 ( 2023年6月28日付 東京新聞朝刊)
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カブトムシを捕まえた子ども=いずれも群馬県みなかみ町で

 群馬県みなかみ町藤原の武尊山麓にある「群馬みなかみほうだいぎキャンプ場」に、放たれたカブトムシと自由に触れ合える「デカイ虫かご」がオープンした。8月13日まで。

自由に採集、写真や動画撮影もOK

 群馬みなかみほうだいぎキャンプ場は住宅販売大手のオープンハウスグループ(本社東京)の傘下企業が運営する。約100平方メートルの敷地に足場用の鉄パイプを組み立てて緑色のネットを張り、虫かごに見立てた。内部にはカブトムシのために倒木や間伐材を置いた。子どもに安全な環境で自然へ親しんでもらおうと、昨年初めて開設。今年はカブトムシの数を2倍の約1万匹に増やした。

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約1万匹のカブトムシが放たれている「デカイ虫かご」

 子どもたちは角をつまんで、カブトムシを採集して虫かごに。羽音を立てて飛ぶ姿には、驚きの声が上がった。家族と訪れたみなかみ町の小学2年、池辺吉与(よしと)君(7)は「角がかっこいいから好きです」と満足そうだった。

 入場料は1人2500円で、30分間の入れ替え制。入場中は自由に採集したり、写真や動画を撮影したりできる。「キャッチ&リリース」が基本だが、希望者には雌雄つがいと虫かごのセットを2000円、1匹なら500円でそれぞれ販売する。

 開場時間は午前10時~午後3時半で、荒天時は中止の場合がある。問い合わせは群馬みなかみほうだいぎキャンプ場=電話0278(75)2206=で受け付けている。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年6月28日

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