「川崎市子ども夢パーク」が2024年度グッドデザイン賞に 「子どもがチャレンジできる場」が評価されて
布施谷航 (2024年11月3日付 東京新聞朝刊)
公設民営の遊び場「川崎市子ども夢パーク」(高津区下作延5)が、2024年度の「グッドデザイン賞」を受賞した。
子どもの権利条例がきっかけ
夢パークは、全国初の「子どもの権利条例」に基づき、03年7月に設置された。水や泥で遊べるスペースや、自由に過ごせるカーペット敷きの部屋など、訪れた人たちが自由に過ごせるのが特徴。審査員から「子どもの権利を尊重しながら、20年以上にわたり、子どもがチャレンジできる場を作り続けてきた」と評価された。
公益財団法人「市生涯学習財団」とNPO法人「フリースペースたまりば」が共同でつくる事業体が、指定管理者として運営している。
グッドデザイン賞は日本デザイン振興会が主催。24年度は5773件を対象に、国内外のデザイン関連分野の第一人者でつくる審査委員会で審査し、1579件が受賞した。