家には帰りたくない日、お泊まりの場があれば… 豊島区のNPO、11日に「子どもの孤立」防止を考えるイベント

(2020年2月6日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 保護者が承諾すれば、子どもが一時的に宿泊できる居場所を運営するNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」(東京都豊島区)は11日、子どもの孤立を防ぐ支援の在り方を考えるイベントを区内で開く。
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WAKUWAKUホームに集まるどもたち=豊島区で

保護者の承諾で一時宿泊OK「精神的に楽に」

 豊島子どもWAKUWAKUネットワークが2017年から運営する「WAKUWAKUホーム」が預かるのは小学生~高校生で、スペース的には3人程度宿泊できる。

 親の出張や入院のほか、思春期の子どもが「帰りたくない」、保護者が「子どもと距離を取りたい」と頼ってくることも。利用者の中には「こうした場所があるだけで精神的に楽になる」と話すひとり親もいたという。

 ホームに住み込んで子どもたちを見守ってきた事務局長の天野敬子さんは「親が心にゆとりがなく、子どもに手をあげてしまうことも。相談したり、預けられれば楽になれ、虐待予防にもつながる」と説明する。

「親戚の家のように、子どもが寄れる場所を」

 子育てが大変な家庭はたくさんあるとし「親戚の家のように子どもたちが寄れる場所が、各地に広がれば」と話す。イベントも、子どもを預かれる家を増やそうと呼び掛ける狙いがあり、「あなたも家を開いてみませんか?」と題している。

 イベントは2月11日午後2時から、としま区民センター(豊島区東池袋1)。ホームの紹介のほか、児童養護施設「子供の家」(清瀬市)施設長の早川悟司さんが「子どもの育ちを地域で支えるには」をテーマに講話する。定員50人。要予約で、申し込みは豊島子どもWAKUWAKUネットワークのホームページから。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年2月6日

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