千葉市内に自立援助ホームを開所します NPOがクラウドファンディングで支援呼びかけ

太田理英子 (2021年8月12日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 千葉市のNPO法人「子どもセンター帆希(ほまれ)」は、虐待や貧困などを理由に家庭で過ごせない子どもが共同生活を送って自立を目指す「自立援助ホーム」を市内で開所する。11月の開所を目指し、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを活用して寄付を呼び掛けている。

高校生や大学生の女性を受け入れ

 子どもセンター帆希は自立援助ホームを「かぜまちの家」と名付け、市内の民家を借りて開所する予定。定員は6人で、高校生や大学生の女性を受け入れる。職員らと寝食を共にしながら通学してもらい、一人一人に合った自立支援計画を立てる。

 同NPOはもともと、家庭で過ごせない少女らの緊急避難先「子どもシェルター」を運営。シェルターの退所後に自立援助ホームへ移る子どもは多いが、県内では満員状態で受け入れ先が見つからないことも珍しくないという。

 また、入所できる自立援助ホームが遠方にしかなく、通学のため、不安を抱えながら家庭に戻るケースもあり、同NPOは交通アクセスのいい千葉市内での開設を決めた。

 クラウドファンディング運営サイト「CAMPFIRE」で設備などの資金を募り、1000万円を目標額とする。10月20日まで。担当者は「学業を継続し、安心して過ごせる居場所がつくれるよう、ご協力をお願いしたい」と話す。

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