特集〈ストップ 子ども虐待〉わたしたちにできること

 11月は児童虐待防止推進月間です。児童相談所が対応する虐待相談の件数は年々増え、子どもが死に至ったり、大けがをしたりする痛ましいニュースも後を絶ちません。こうした事件はどこか「特別な人たちのこと」と考えてしまいがちです。でも、子育て中の親なら、イライラを抑えられなかったり、子どもの心身に暴力的なふるまいをしてしまったり、ということも珍しくはないと思います。虐待につながりかねない孤立した子育てを強いられているお母さん、お父さんが、もしかしたら周りにいるかもしれません。

 自分の子育てに不安になった時、周りで気になる家庭があった時、わたしたちにできることは―。子ども虐待の問題をみなさんと一緒に考えるための記事を特集します。


(1)日本は後進国です… 広げよう「体罰によらない育児」 “たたく、怒鳴る”の悪影響とは?
(11月7日)

(2)ぐずる子どもに手を上げて自己嫌悪…そんなあなたに「たたかない子育て」3つのヒント(11月7日)

(3)「虐待になるもっと手前で支えたい」子育て当事者の声を受け止める窓口があります(11月8日)

(4)〈高野優 思春期ブギ〉娘と同じ保育園に、気になる子がいた(11月9日)

(5)子どもの「口腔崩壊」とは? 虫歯が10本以上、歯茎だけで食べる…背景に虐待も(11月13日)

(6)子どもが見ている前で親が…急増する「面前DV」深刻な心の傷(11月14日)

(7)ストップ 子ども虐待〈高野優 思春期コロシアム〉家に居場所がなくても(11月16日)

(8)柏レイソルも「たたかない育児」を発信 子ども虐待防止へ講座開催(11月20日)

(9)虐待された子どもを、わたしたちが支援できる。「こどもギフト」誕生 資金難の施設に寄付を(11月21日)

(10)「結愛ちゃん事件」に学ぶこととは 虐待された子を診察する専門家に聞く(12月29日)

(11)誰だって虐待と隣り合わせ 「たたいてしまった、怒鳴ってしまった…」すくすく編集チーム座談会(12月30日)

12)【虐待の連鎖】殴られて育った私、わが子に同じことを… 当事者が明かす実態「私のようになる前に、誰かに助けを求めて」(1月27日)

13)「体罰は法律で禁止しよう」専門家がネット署名開始 虐待死なくすため”しつけ”でも容認できない!(2月8日)


 ◇この特集から1年後の2019年11月、特集〈変わりたいあなたのために 虐待防止月間〉をスタートしました。東京すくすくには「思わずたたいてしまった」「自分はダメな親なのでは」と悩むお母さん、お父さんたちの声がたくさん届いています。虐待を防ぐため、親子を支えたり、助言したりしている人たちから、今「変わりたい」と思っている親たちへのメッセージを寄せてもらいました。→こちら 

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