福島の新鮮野菜をひとり親家庭に贈りたい 生産者がクラファン、3500円相当を100世帯へ

長久保宏美 (2023年7月4日付 東京新聞朝刊)
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ひとり親家庭に送られる野菜の詰め合わせのイメージ=福島県二本松市で

 ひとり親世帯など生活困窮家庭を支援するため、NPO法人「がんばろう福島、農業者等の会」(福島県二本松市・斉藤登理事長)は、クラウドファンディングを利用して寄付を呼びかけている。

支援金額は2000円から リターンあり

 「がんばろう福島、農業者等の会」は福島県内の50以上の農家など生産者で構成する団体。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、徹底した検査で安全性を確認した農産物や水産加工品を全国にインターネット通販してきた。

 5年ほど前からは、ひとり親家庭を対象に、募金を実施して農産物を贈る活動を展開してきた。今回はクラウドファンディングで当面50万円を目標に寄付を呼びかける。福島県の新鮮な米・野菜・果物などの詰め合わせ(1箱3500円相当)を100世帯に届ける計画。

 クラウドファンディングはWebサイト「READYFOR」内の「貧困家庭の子ども100人以上に新鮮野菜や果物を届けたい!」で実施している。期間は8月24日23時まで。支援金額は2000円から。金額により農産物販売体験や農産品プレゼントのリターンがある。

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