〈えほん〉「すてきなロウソク」絵と文・長田真作

(2018年5月11日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
写真

長壁綾子撮影

 飛行船の中で、ひっきりなしに物が作り出されている。とんがり頭のパロムだけが、壊れた物をていねいに修理していた。ある時、パロムがもらった1本のロウソク。いろんな人たちの手に渡り、「りっぱな男」が手にしたとき-。

 暗闇に灯をともすような、希望に満ちた物語と思いきや、むしろ不条理や理不尽を感じる展開に。「アカルイセカイ」はどうやってつくるのか。冷たい箱のような世界に、光が差し込むのを邪魔しているのは誰なのか。さまざまな問いが浮かび、揺さぶられる。

 1836円。(問)共和国=電042(420)9997。

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