予期せぬ妊娠で不安な女性の産科受診に同行 東京都が支援開始 NPOに委託し受診料も負担

(2020年1月12日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 予期せぬ妊娠に悩んで産婦人科を受診せず出産するケースなどを防ぐため、東京都は今月、妊娠の有無を確認するための産科受診に、妊娠相談に詳しいNPO法人が同行する支援を始めた。受診にかかる費用も都が負担する。

飛び込み出産や赤ちゃんの死減らしたい

 これまで東京都は、看護師らが電話とメールで相談を受ける「妊娠相談ほっとライン」事業を行い、支援が必要な女性に区市町村の相談先を紹介するなどしてきた。ただ、区市町村に連絡することへの抵抗や、一人で産婦人科を受診することへの不安を抱える相談者もいるという。

 新たな支援は、ほっとラインに相談した女性が予期しない妊娠や経済的困窮、DVなどの事情で周囲に相談できない場合、都から委託されたNPOが面談し、妊娠したかどうかを確認するための産婦人科受診に付き添う。約1万円の受診料を都が負担し、女性は無料で受けられる。NPOは女性を区市町村に引き継ぐまで支援を続ける。

 年間30人ほどの支援を想定する。都の担当者は「これまで電話とメールだけだったが、悩んでいる女性に直接アプローチすることで、一度も受診せずに出産する『飛び込み出産』や出産直後の子の死亡などを減らしたい」と話す。ほっとラインは、電話03(5339)1133。毎日午前10~午後10時まで。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年1月12日

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