体育の授業でスポーツクライミング 日野市の小学校がウォール新設 五輪選手が生まれそう!?

松村裕子 (2019年12月7日付 東京新聞朝刊)
 東京都日野市の市立日野第八小学校は、開校50周年記念で体育館にクライミングウォールを新設し、2020年東京五輪で正式競技になるスポーツクライミングを全学年の体育の授業に取り入れた。ウォールを設置している学校はあるが、授業は珍しいという。内容や指導法を研究しながら実施しているが、児童たちは新しいスポーツに興味津々で取り組んでいる。 
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ホールドを使って壁を登る児童=日野市立日野第八小学校で

1年生は「忍者修行」 体づくりに最適

 「スパイダーマンみたいだ」。友達が壁を登る姿を見て児童が声を上げた。1年生は「忍者修行」と名付けた授業で、壁登りの術になぞらえてクライミングに挑戦。赤、青、黄色のホールドに足や手をかけて登り、壁の上方に張られた秘伝の巻物にタッチする。

 授業で初めてクライミングをした大塚真惶(まさと)君(7つ)は「少し難しいけど、上まで登れるとうれしい」と話し、宇野会(かい)君(6つ)は「スリルがあって楽しい。将来はクライミングの選手になりたい」と目を輝かせた。

 同校によると、クライミングでは、
▽体のバランスをとる
▽体を移動する
▽用具を操作する
―といった体づくりのための運動ができる。中学年は手だけ、高学年は手足とも特定の色のホールドだけを使って登るなど、学年に応じて難易度を変えている。床にマットを敷き、必ず教員ら大人が見守るなど安全にも配慮している。

 ウォールは10月、2カ所に取り付けた。いずれも1.8メートル四方。同校は20年に向け、パラトライアスロン競技応援校になっており、五輪・パラリンピック教育に力を入れる。松永式子校長は「新しい競技なので興味をもって取り組める。将来、五輪選手が誕生すればうれしい」と話す。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2019年12月7日

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