Eテレ「アイラブみー」新作放送、性被害に向き合った内容も 包括的性教育を取り入れた未就学児向けアニメ

(2024年4月12日付 東京新聞朝刊に一部加筆)
 5歳の主人公「みー」が「自分を大切にする」ことを探っていくNHK・Eテレの未就学児向けアニメ「アイラブみー」(水曜午後3時45分)で、新作3本の放送が始まった。
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NHK・Eテレのアニメ「アイラブみー」(©NHK)

嫌な気持ちは「こころのアラーム」

 「うまれたことがなんですごいの?」は、パパが持っている「赤ちゃんのもと」とママが持っている「赤ちゃんのもと」が出会ってみーが生まれるまでをたどる。

 他の2本は、友達の間でおしりをむにむにする遊びが流行し、触られて嫌な気持ちがするみーに、パパが「それは『こころのアラーム』だよ」と教える「よくわかんないけど、なんかヘン…?」、年上だからと我慢してしまうみーの気持ちを考える「としうえだし、そんなこといえないよ」。過去の18本の再放送と織り交ぜて放送、さらに本年度中に新作12本を追加する予定。

公式サイトには大人向けの解説も

 アイラブみーは「包括的性教育」のエッセンスを取り入れた10分間の番組で、満島ひかりが全ての登場人物の声を演じ分けている。2022年3月に不定期で放送が始まり、昨年4月にレギュラー放送となった。

 藤江千紘番組プロデューサーは、子どもや未成年の性被害報道が相次ぐ中で、当事者である子どもたちが生きていく上でどんなことを知り、どんな智恵(ちえ)を身に付ければ良いか考えて制作したという。番組の公式サイトに、専門家による大人向けの解説も掲載している。

包括的性教育とは

 月経や射精など生殖の仕組みだけでなく、人権尊重をベースに、人間関係やジェンダー平等、健康など、幅広く性を学ぶ教育のこと。ユネスコが2009年に作成し、2018年に改訂した性教育の指針「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」で、発達段階に応じて5歳から学ぶべき内容が示されている。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2024年4月12日

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