〈奥山佳恵さんの子育て日記〉6・かけっこはゴールまで全力。以上!

(2019年10月25日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

奥山佳恵さんの子育て日記

地区の運動会。パン食い競争なのに思いきり手を使う次男

台風で順延の運動会 徒競走ビリでも「やったー!」

 季節はすっかり秋。今年は、寒暖の差が例年以上にあるように感じます。大型の台風もいくつも発生しました。自然の猛威にさらされるとき、私たちは常に、自然の中で生かされている小さな存在だということを痛感します。


〈前回はこちら〉5・同じ質問を繰り返した祖父に長男の反応は…


 秋には行事がたくさんあります! 先週は次男の運動会で、今週は長男の修学旅行。長男は旅行先の沖縄でどんな経験をして、どんな顔をして帰ってくるかな。私がほぼ毎日書いているブログ「奥山佳恵のてきとう絵日記」に詳細を書こうと思っています。

 次男の小学校の運動会は台風による順延につぐ順延で、当日は仕事と重なってしまいました。けれども午前の部だけは、なんとか見られた! 最後まで走り抜いた徒競走がとても良かった。ぶっちぎりのビリですが、ゴールにたどりついて本人は満面の笑みで「やったー!」とガッツポーズ。

誰とも争っていない次男 勝敗より最後まで走ること

 周りが速いとか遅いとか、抜かしたとか抜かれたとか、次男にとっては関係がない。それは、美良生(みらい)が初めから誰とも競っても争ってもいないから。ただ、ゴールまで全力で走る。以上! 勝ち負けではなく、最後まで走ることに意義があるのが、徒競走だと教えてもらえた気分です。

 思えば私は小学生時代、誰よりも足が遅い子でした。すぐそばにこんなふうに、順位なんか気にしないで楽しむことを体現してくれるお友達がいたら、気持ちがラクになったかもしれないな。笑顔の美良生を見ていて思いました!

仕事で見られなかった午後の部はレコードのB面? 

 午前の部しか見られなかった私にとって、今年の次男の運動会は大変美しいものでした。でも1日を通して見た主人から言わせると、「午後の部」の美良生は「レコードでいうとB面かな」とのこと。あんなに練習していた創作ダンスは踊らないばかりか、笑いながらわざと輪から脱走。先生方が追いかけ回ることになりました。

 「あーあ」な展開を私は見られず、良かったのか、見なくてはいけなかったのか。気持ちのまま生きることにはエールを送りたいですが、団体行動も共にしてもらえたらと願うばかり。同級生たちによると、それも「いつもの美良生」だそうです。気にしないで楽しみすぎ、本当に!

 内容はともあれ、運動会や修学旅行が実施され、子どもたちの今の姿が見られるのはありがたいこと。台風の被害にあわれた方々には、一日も早く日常が戻ってきますように。(女優・タレント)

  
〈次回はこちら〉7・頑張りすぎてクタクタ…でも、あれを食べずにこの世を去るわけにいかない!

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